オムロンとスクウェア・エニックス、卓球ロボットを活用して「人のモチベーションを高めるAI」を共同研究

オムロン株式会社と株式会社スクウェア・エニックスは、オムロンの卓球ロボット「フォルフェウス(※1)」を通じて、卓球ロボットにおけるモチベーションコントロールAIのアルゴリズム開発を目的に、人のモチベーションを高めるAIについて共同研究を開始した。

今回の共同研究では、オムロンが強みとする「人の感情と能力を読み取るセンシング技術」と、スクウェア・エニックスがゲーム開発で培った「プレイヤーごとにゲーム展開を変化させ、人の感情を揺さぶるAI技術(メタAI)(※2)」を組み合わせることで、プレイヤーに合わせて、成長へのモチベーションを高める指導方法を考えるAIを開発する。

これをフォルフェウスに搭載し、フォルフェウスと人が卓球を通じてコミュニケーションをすることで、機械が人のパフォーマンスを引き出す、人と機械の関係性の実現を加速する。

同共同研究により、人の様々なバイタルデータから、人のモチベーションを高めるようなフィードバックを行うAIアルゴリズムを開発し、機械が人に飛躍的成長を促す技術の確立を目指す。

また、オムロンは同共同研究により実現した技術を、オムロンの注力ドメイン、FA(ファクトリーオートメーション)、ヘルスケア、ソーシャルソリューションに展開していく。例えば、FAにおいては、作業者の習熟度に合わせた機械の適切な支援によるモチベーション向上などへの活用が期待できる。

※1 AIやロボティクス技術を搭載し、プロ選手とのラリーも可能な卓球スキルと、対戦相手を理解して一人一人に適切な返球やアドバイスを行うことで、人の成長を促すコーチングができるロボット。
※2 ゲーム内で使用されるAIのひとつ。俯瞰的な視点からプレイヤーを含むゲーム内の状況を把握し、キャラクターなどのAIや天候や地形などの要素に指示を出しゲーム全体をコントロールすることができる。

Previous

DeNA、AIを活用してタクシーの需要供給を予測し経路をナビゲーションする「お客様探索ナビ」を提供開始

富士通、北海道でWi-Fiパケットセンサーを活用して観光客などの流れを可視化する実証実験を開始

Next