KDDIなど3社、JINS MEMEによるバイタルデータとオフィスの空間データを活用した個人の集中度に応じて照明が連動する共同実証実験を開始

昨今の働き方改革に代表される、働く人々の置かれた個々の事情に応じて多様な働き方を選択できる社会では、イノベーションによる生産性の向上が求められている。

KDDI株式会社、株式会社Think Lab、東芝ライテック株式会社は、未来のオフィス空間の創出を目的として、バイタルデータと空間データに基づき個人の集中度に応じた照明制御を行う共同実証実験を2020年1月6日から開始する。

3社は同実証実験に向けた予備実験を2019年7月29日~2019年11月29日の期間で行った。予備実験では、室内を均一に照らす照明環境と一般的に集中度を高めるとされる局所的な照明環境で、東芝ライテック従業員が眼鏡型ウェアラブルデバイスJINS MEMEを着用して通常の業務を行い、集中度への影響を調査した。

JINS MEMEは、株式会社ジンズが開発した眼鏡型ウェアラブルデバイスで、3点式眼電位センサー、加速度センサー、ジャイロセンサーによって、「瞬き」「視線移動」「姿勢」をリアルタイムに検知し、集中度などの人体データを計測する。

予備実験の結果、集中できる照明環境は個人や作業形態によって異なるため、個人の集中度に応じた照明制御が必要であることがわかった。

予備実験を踏まえ、来年行う実証実験では、JINS MEMEで計測した集中度などのバイタルデータと、オフィスの「温湿度」「二酸化炭素」などの空間データを、東芝ライテックの照明器具に接続したKDDIのIoTゲートウェイで収集、クラウドでデータを解析し、オフィス照明の光色や明るさを集中度に応じて個別に制御する。

今後、同実証実験で得られた知見を生かして、個人の集中に最適な集中照明制御アルゴリズムを機械学習させ、汎用性を高めることで「人を中心に考えた照明」であるHuman Centric Lightingに基づいた未来のオフィス空間の実現に向けて取り組むとした。

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