NXPとiDevices、マイクロコントローラベースのスマートホームIoTデバイスを構築

従来では、製品にAlexa Built-inを導入したい開発者はLinuxをOSとする高価なアプリケーション・プロセッサベースの実装が求められ、これには大型メモリ・サブシステムや、多くの場合は専用のデジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)が必要だった。

今般、NXP Semiconductorsは新たに発表されたAWS IoT Core向けAlexa Voice Service(AVS)Integrationを活用し、マイクロコントローラ(MCU)ベースAlexa Built-in統合スマートホームIoTデバイスを構築したと発表した。

また、Hubbell Incorporatedのスマートホーム事業部門であるiDevicesは、Alexa Built-in統合スマート照明スイッチInstinctを発表した。この新製品はNXPのAlexa向けi.MX RT106Aベース・ソリューションと、AWS IoT Core向けAVS Integrationを使用している。

同製品では、開発者はNXPのi.MX RT106Aクロスオーバー・プロセッサをベースとするソリューションを使用し高価なメモリやDSPを不要にすることにより、設計時のAlexa Built-inの追加コストを50%の削減を実現した。

また、i.MX RT106AはAmazon FreeRTOS上で動作するターンキーAlexa Built-inソリューションを提供し、開発者は自身のアプリケーション・ソフトウェアのリソースも引き続き利用できる。Alexa Built-in向けターンキー・ソリューションの提供により、NXPは製品開発期間の短縮も可能にした。

さらに、AWS IoT Core向けAVSは現場でのデバイスのover-the-air(OTA)ソフトウェア・アップデートの頻度と規模を低減し、これにより、OEM企業にとってデバイスのライフタイム管理コストの低減が可能となった。

現在、マウザー・エレクトロニクスがAWS IoT Core向けAVS IntegrationのためのNXPの開発キットの注文を受け付けている。SLN-ALEXA-IOT開発キットは12月後半にNXP、マウザー、他の正規販売代理店から出荷が開始される予定で、推奨小売単価は149米ドルである。

Previous

IoT人気記事ランキング|「タッチレス」の現状など[12/9-12/15]

ボッシュ、網膜に画像を直接投影するスマートグラス向けソリューション「Light Drive」を発表

Next