NTT Com、実店舗における利用者の行動履歴を利用したデジタルマーケティングの実証実験を開始

ECサイトは、購買あるいはキャンセルに至るまでの利用者の行動を把握することが容易である。

しかし、実店舗においては利用者の行動をデータとして把握することが難しく、この点がマーケティングのデジタル化を阻む大きな課題となっている。

NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)は、人流解析ソリューションを活用し、敷島製パン株式会社のデジタルマーケティングの実証実験を開始する。

同実験は、NTT Comの人流解析ソリューションを活用し、従来定量的な把握が難しかった実店舗における利用者の行動を匿名データとしてデジタル化し、セキュアな蓄積・分析を行う。

敷島製パンはこのデータを活用し、店舗運営の効率化や人材配置や出店計画などを検証する。

人流解析ソリューションは、店舗内に設置したビーコンが、スマートフォンの匿名位置情報を自動で収集・解析する仕組みとなっている。

スマートフォンには専用のアプリをインストールしたり登録作業をしたりする必要がなく、来店した利用者のスマートフォンが発する信号を利用して、人の流れを把握する。

収集したデータは、店舗利用者の名前や住所といった個人情報を一切取得せず、匿名データとして行動を解析することができる。

店舗に来店した人数や、来店頻度、店舗内の回遊パターンなどを分析することが可能である。

同実験は、2020年2月1日から2020年12月末までの期間で実施される予定で、敷島製パンの直営店2店舗で実施される。