セラク、 畜産業向けIoTサービス「ファームクラウド」を全国展開開始

農業IoTプラットフォーム「みどりクラウド」を始め、SI(システムインテグレーション)事業やDX事業を主軸とした総合的なITソリューションを展開する株式会社セラクでは、これまで一部地域の養豚・養鶏業にて畜産向けIoTサービス「ファームクラウド」を先行導入していた。

その結果、「環境指標を可視化することができ管理精度が改善したことにより、死亡率の半減につながった。またその結果として、収益の向上に役立っている」「警報機能により、設備の故障にいち早く気づくことができたため、損失を最小限に抑えられた」等の声が上がり、養豚業・養鶏業における環境モニタリングが生産性向上に有効であることが実証され、全国の養豚・養鶏業社から導入希望があったことも踏まえて、ファームクラウドを本格的に全国展開した。

ファームクラウドは、畜産業向けに特化して開発されたIoTサービスであり、畜舎環境の遠隔モニタリングを可能としている。温度・湿度・二酸化炭素濃度といった一般的な環境指標を可視化するだけでなく、顧客の要望に合わせた項目の遠隔監視をカスタマイズにて対応可能だ。また、アラート機能を標準装備しており、異常発生時にはスマートフォンでのプッシュ通知やメールにて、そのアラート連絡を受け取ることができる。

さらに、これまでに一次産業分野で2,000台以上の導入実績のあるハードウェアとプラットフォームをベースに設計されており、ハード及びソフトの両面における耐久性の強さも特長の1つである。

導入方法はシンプルで、ハードウェアの設置場所を決定して電源をつなげるだけで利用可能だ。これにより、畜舎の形態や規模の大小にかかわらずどのような畜舎へも追加導入することができる。また、希望に応じて、基本セットの内容に加えて飲水量・pH・溶存酸素濃度等をカスタマイズ対応しており、既存の設備では実現できなかったセンシング、可視化を可能にした。

今回の全国展開を機に新規機能の開発を進めており、今後、センサーの追加、日報機能、機器制御機能などを順次リリースしていく予定としている。また、大規模事業者向けにレポート機能の開発を進め中央管理を支援する取り組みを進めている。これらの機能により、記録の管理や報告等が容易かつスピーディに行うことができ、省力化や設備管理のクオリティ向上に貢献する。

Previous

FRONTEO、AIの活用拠点となるAIラボ及び顧客にノウハウを提供するAIラウンジを本社内に開設

IDC、製造業のうち34.4%の企業がIIoTシステムのセキュリティ事故を経験していると発表

Next