5G-ACIAとFFPA、産業用5Gのグローバルなエコシステム形成に向けて覚書を締結

5Gの活用を検討するグローバルなアライアンスである5G-ACIAとフレキシブルファクトリパートナーアライアンス(以下、FFPA)はこの2年間、産業用無線通信の分野における新しい無線の利活用について情報交換をしてきた。

この分野で5Gの市場ニーズが顕著になってきたことに伴い、両者はより緊密な関係を確立するため新たな一歩を踏み出すことになった。MoUに記載された活動項目には、ユースケースと要件の抽出・分析などの共同作業、共同マーケティングとプロモーションの活動、および情報や出版物の交換が含まれている。

そしてこのほど、両社は産業用無線通信、特に5Gの産業応用におけるグローバルなエコシステム形成を目指して協力するため、覚書(MoU)に署名した。この新たなパートナーシップにより、スマート工場での無線通信の利活用を推進していく。

5G-ACIAの会長であるアンドレアス・ミュラー氏は「これまでの良好で実り多いパートナーシップに基づいて、私たちの関係をさらに強化し、無線通信、特に製造業およびプロセス産業における5Gの広範な採用への道を共同で切り開くことを楽しみにしています」と述べている。

続けて「多くのエンドユーザーと、多くのOTおよびICT企業を保有している産業大国日本は、5G-ACIAにとって重要です。 日本の関係する皆様からの牽引力を得て、グローバルな存在感をさらに強化できることを望んでいます」と述べた。

また、FFPAの代表幹事である丸橋建一氏は「5Gが市場で利用可能になることを待ち望んできました。FFPAで策定したSRF無線プラットフォームの技術仕様は、主に免許不要帯での複数の無線通信システムの協調制御のために開発され、工場のような環境でも安定した動作を保証します」と述べている。

加えて「 しかしながら、これまでは免許帯で運用する大容量、超低遅延の無線通信技術、すなわち5Gが欠落していました。5G-ACIAとFFPAのコラボレーションは、無線通信を活用し、生産性を高めることができる工場の未来ビジョンを明示します」と述べた。

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