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LOMAとプロスパーダイニング、AIを活用した物流プラットフォーム「動く仮想倉庫」で飲食店配送支援の実証実験を開始

現在新型コロナウイルスによる緊急事態宣言を受けて、福岡市内の飲食店が急激な売上減少の影響を受け、従業員の雇用の確保や店舗運営自体の存続の危機に陥っている。

そこで、株式会社LOMAと飲食店を運営する株式会社プロスパーダイニングは、LOMAが提供するAIでラストワンマイル物流をアシストするプラットホームを活用した飲食店向けの「動く仮想倉庫」の実証実験を、福岡市香椎照葉エリアで行うことに合意した。

「動く仮想倉庫」は、ラストワンマイル物流のドライバーが、同じ配送地区、ルートを通過する物品をハコバンの空きスペースに混載し、ハコバンの余剰スペースを「動く仮想倉庫」化し、事前の需要予測とリアルタイムの物流データ(在庫や車両位置情報)を基に、顧客の注文に対し最も近い車両が注文から20分以内に配送することができる。

これまで大都市圏以外のエリアでは、配送距離が長いことや配達員が十分に確保されていないため、都市型デリバリー配送展開が困難だった。そこで、動く仮想倉庫を仮想店舗として活用し飲食物の販売網を都市圏や郊外に拡充することで、郊外型のデリバリーのプラットホームが実現すると見込み、同実証実験が実施されることとなった。

協業・実証実験の概要は以下の通りだ。

  • プロスパーダイニングが運営する店舗の提供する飲食の販売促進と集客
  • LOMAプラットホーム(動く仮想倉庫)を提供して半径2km圏内に飲食物を配達するためのドライバーをマッチング+AIを活用した需要予測を提供
  • 実証実験の第1フェーズは、福岡市香椎照葉地区(約2,000世帯)で行い、第2フェーズとして博多駅周辺2km圏内(36,000世帯)で行う
  • プロスパーダイニングが新型コロナウイルス対策として周辺住民の生活を支援するサービス「買い物代行業務」を、LOMAが提供するプラットホームでドライバーをマッチングする
  • 博多駅周辺ではプロスパーダイニングが登録する「ウーバーイーツ」の仮想店舗の拠点としてLOMAの自社物流倉庫を提供

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