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インダストリアル・インターネット・コンソーシアムがリファレンス・アーキテクチャーを発表

ベルリン–(BUSINESS WIRE)–(ビジネスワイヤ)–インダストリアル・インターネット・コンソーシアム(IIC)は、インダストリアル・インターネット・リファレンス・アーキテクチャーを即座に提供開始することを発表。

このドキュメントは産業インターネットシステムを構成する多様な要素や要素間の関係を記述する上で、共通の言語となる。この共通言語により、開発者はどの要素がシステムに必要かを決定することができ、実装期間を短縮することができる。

この発表は、6月19日インダストリアル・インターネット・ベルリン・フォーラムで行われた。

 

インダストリアル・インターネット・コンソーシアム技術ワーキンググループ共同議長で戦略・技術オフィス主席技術者のShi-Wan Lin博士は、次のように語っている。

「モノのインターネットによって2020年には端末台数が500億台に達すると予測される中、開発者はシステム間の接続やシステムのスケールアップ・ダウンを手軽に行える手段を必要としています。インダストリアル・インターネット・リファレンス・アーキテクチャーは産業システムや他のIoTシステム全般に幅広く応用でき、業界でのスケーラビリティーや相互運用性を向上させることができます。」

 

インダストリアル・インターネット・リファレンス・アーキテクチャーにより、既存の標準と新たな標準が共通の構造に統合されるため、コンポーネント間の相互運用性の確保に必要なギャップを容易かつ短時間に特定できるようになる。

インダストリアル・インターネット・コンソーシアムのステフェン・メラー最高技術責任者(CTO)は、次のように語っている。

「標準化団体ではない世界的組織として、このアーキテクチャーを新たなステップと考え、協力を通じて世界的標準を実現していきたいと思っています。」

 

このリファレンス・アーキテクチャーのドキュメントには、産業インターネットシステムの重要な特徴や、産業インターネットソリューションの導入前に検討が必要な多くの視点について、またセキュリティーやプライバシー、相互運用性、接続性など、産業インターネットに関する重要な懸念に対する分析について、概要が記述されている。

 

GEのシニアサイエンティストでIIC技術ワーキンググループ共同議長のブラッドフォード・ミラーは、次のように語っている。

「インダストリアル・インターネット・リファレンス・アーキテクチャー(IIRA)は、産業分野での新たなIoT機能確立に向けての重要な第一歩であり、開発者の作業や判断を迅速化するものです。IIRAにより、設計優先から使い勝手優先へと転換する産業アプリケーションを構成する上で、新たな手段が提供されることになります。産業インターネットの成功には協力が不可欠であり、IICのような組織は、業界リーダーとの世界的提携を通じたベストプラクティスの共有推進に貢献することができます。」

 

インダストリアル・インターネット・リファレンス・アーキテクチャーは、www.iiconsortium.org/iiraからもダウンロードすることが可能。

 

インダストリアル・インターネット・コンソーシアムについて

インダストリアル・インターネット・コンソーシアムは、機械や機器、インテリジェント・アナリティクス、職場の人々の相互接続性の開発、採用、使用拡大を促進するために結成された開かれた会員組織で、24カ国から167組織が参加している。

2014年3月にAT&T、シスコ、ゼネラル・エレクトリック、IBM、インテルが設立したインダストリアル・インターネット・コンソーシアムは、優先事項を触媒・調整し、産業インターネットの技術を可能にする。

インダストリアル・インターネット・コンソーシアムは、オブジェクト・マネジメント・グループ(OMG®)によって運営されている。

http://www.iiconsortium.org/

 

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お問い合わせ

Industrial Internet Consortium
Julie Pike, +1-781-444-0404
pike@iiconsortium.org

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