ソニー、機械学習を用いた予測分析ソフトウェア「Prediction One」のライセンス販売を開始

近年、蓄積したデータをビジネスに活用する動きが加速しており、予測分析はその高い導入効果から注目を集めている。一方で、予測分析をビジネス効率化や顧客価値の向上につなげるには高度な専門性が必要とされ、今後増えるニーズに対して専門家の不足が課題となっている。

ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社は、機械学習を用いた予測分析ソフトウェア「Prediction One」のライセンス販売を開始した。

Prediction Oneは、機械学習やプログラミングなどの専門知識がなくても操作できるシンプルなユーザーインターフェース(UI)が特長の予測分析ツールである。特別なシステムを必要とせず、ノートPCのような一般的な環境で動作し、数クリックの操作で予測分析を実行できる。

ソニー、機械学習を用いた予測分析ソフトウェア「Prediction One」のライセンス販売を開始
ユーザーインターフェース (画面イメージ)
また、予測とともにその根拠も合わせて提示されるため、次のアクションが取りやすいことも特長の一つだ。さらに、必要な情報をすぐに閲覧できるようドキュメントを追加すると同時に、HTML化を行うことでより検索しやすくなった。
ソニー、機械学習を用いた予測分析ソフトウェア「Prediction One」のライセンス販売を開始
必要な情報を閲覧可能に (画面イメージ)
同ソフトウェアは、ソニー株式会社のR&Dセンターが開発し、ソニーグループ内にて金融や情報通信サービス、製造などを手掛ける多様な事業組織で導入・活用され、機能の改良を重ねてきた。これらを経て、専門外の方でも簡単に使えるデスクトップアプリケーション型の予測分析ツールとして、ソニーネットワークコミュニケーションズが2019年6月より提供している。

サービス開始に伴い、手軽に予測分析ツールを試すことができるよう様々な業界・業種に無償で提供を行い、マーケティングや営業、人事、生産管理、顧客サポート、製品開発などさまざまな分野で活用されている。また、顧客のフィードバックや利用ログの分析に基づき3回のアップデートを行い、ソフトウェアの完成度を高めてきた。これらを踏まえて今回、UIを刷新した「Prediction One」の有料ライセンス販売を開始し、サービスの本格展開を進める。

サービス開始時からの主な機能追加は以下の通り。

  • 時系列予測モードの追加
  • ニーズが高い時系列予測にて、簡単に実行できる専用モードを開発・追加。

  • 主要な利用場面におけるチュートリアルやサンプルデータの追加
  • 予測分析の導入イメージがすぐに掴めるよう、10以上の主要な利用場面ごとにサンプルデータとチュートリアルを作成。

  • 分析結果の出力機能
  • 報告書・プレゼンテーション資料などに記載するために分析結果の出力をしたい、というニーズに対応。

  • ユーザーフィードバック収集機能
  • 使い勝手を向上するため、フィードバックが簡単にできる機能を追加。

  • 予測分析の精度向上・処理高速化
  • Prediction Oneのコアの機能として改善を継続。

Prediction Oneの販売価格は、スタンダードプランで198,000円/年である。なお、最大30日間の無料体験期間が用意されている。

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