MONET Technologies株式会社(以下、MONET)は、MaaS向けの架装車両や架装キットを提供する「MONET MaaSコンバージョン」の第1弾として、「マルチタスク車両」と「パーソナルベンチレーションキット」の2種類を開発し、2020年8月27日から企業と自治体を対象に受注を開始した。
マルチタスク車両

電源や照明、テーブル、モニターなどを装備しているため、オンデマンドバスとしての活用だけではなく、移動先での商談スペースやオフィスとしての利用、物販や行政サービスの提供など、さまざまな用途で活用することができるとしている。
車内のレイアウトを変更することで、1台の車両を曜日や時間帯によって使い分けることも可能だ。
パーソナルベンチレーションキット

座席間に隔壁やカーテンなどを設置することで、パーソナルな空間をつくり、ドライバーや乗客同士の接触を極力少なくしている。また、MONETが独自に開発した強制換気の仕組みにより、各後席の天井から外気を取り入れ、後方へ流して排気することで、常に新鮮な空気に入れ替えられる。

大学卒業後、メーカーに勤務。生産技術職として新規ラインの立ち上げや、工場内のカイゼン業務に携わる。2019年7月に入社し、製造業を中心としたIoTの可能性について探求中。