ソフトバンクとミツフジ、高精度測位と生体情報を活用したウエアラブルソリューションの提供に向けて協業

ソフトバンク株式会社とミツフジ株式会社は、高精度測位と生体情報を併せて活用したウエアラブルソリューションの提供に向けて、2020年9月から協業を開始した。

両社は2021年度の商用化を目標に、ソフトバンクの測位サービス「ichimill」と、ミツフジのウエアラブルデバイス「hamon」から取得した心拍や呼吸数などの生体情報および独自のアルゴリズムで解析したデータを組み合わせた、新しいウエアラブルソリューションの開発を検討する。

同ソリューションは、ミツフジの銀めっき導電性繊維を通して生体情報を取得し、ichimillにも対応したウエアラブルデバイスおよび専用ウエアを開発する。作業員が身に着けることで高精度な位置情報と、心電、心拍、呼吸数などの生体情報や加速度、温度・湿度の相対的な変化などの情報を取得し、クラウドへ送信する。

ウエアラブルデバイスから取得した生体情報はミツフジのアルゴリズムを基にクラウド上で解析し、ストレスや眠気、暑熱リスクなどの体調変化を可視化することで、熱中症の危険や居眠りなどを事前に予測して作業員や監督者に通知する。また、位置情報を基に、危険なエリアへの接近を検知して通知することも可能だ。

また、管理画面からクラウド上に収集した位置情報や生体情報などのモニタリングや管理が行えるため、データに基づく作業員の労働環境の可視化や作業の進捗管理、事故の予防や原因分析などにも活用できる。

今回、2020年9月から建設現場や測量現場において、ichimill検証機とミツフジのウエアラブルデバイスを別々に装着し、位置情報と生体情報を取得する実証実験を行っている。この実証実験では、作業員の位置や体調の管理に加え、高精度での作業の進捗管理や、危険エリアへの進入検知などの有用性を検証する。

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