NEC、ローカル5Gの企画・運用を月額料金で利用できるサービスを提供開始

ローカル5Gは、産業や地域の個別ニーズに応じた柔軟なシステムを構築することができ、産業の競争力強化や社会課題の解決を始め、多様なニーズに用いられることが期待されている。一方、ローカル5Gを導入するためには、所管当局への無線局免許の申請手続きや電波特性を考慮したネットワーク設計、運用保守など多くの専門的な知見やノウハウが必要となる。

日本電気株式会社(以下、NEC)は、業種毎のノウハウとネットワークの強みを活かしてネットワークを提供するNEC Smart Connectivityのマルチコネクティビティのメニュー(※)に、企業や自治体などが自らの建物や敷地に自営の5Gネットワークを構築して利用する「ローカル5G」を追加し、ローカル5Gを月額料金で利用できるサービス等の提供を開始した。

メニューには、企画・導入から運用まで段階に合わせた「コンサルティングサービス」、「インテグレーションサービス」、「マネージドサービス」が用意されており、利用者のユースケースに応じた通信環境の構築とサポートを行う。

  • コンサルティングサービス
  • ローカル5Gを構築する準備段階に必要な企画・要件定義から電波測定、5G端末検証、実証実験を提供し、利用者のニーズと現地環境に応じた最適なネットワークサービスと今後の進め方を提案する。

  • インテグレーションサービス
  • ネットワークのスペシャリストが無線局免許の取得支援から、ネットワーク構築に至る現地調査、設計、検証を行い、信頼性の高いネットワークを構築する。5G基地局のラインナップにSub6(4.7GHz)帯域対応のSA型を加え、利用者の最適なネットワーク構築と運用に貢献する。

  • マネージドサービス
  • 5Gネットワークの常時監視(24時間 365日対応)や問い合わせ対応、保守手配・復旧対処といった運用に関する業務をサービス提供する。また、コアネットワーク、基地局といった5Gシステムを構成する機器と運用保守サービスをセットで月額100万円から提供するメニューを用意しており、初期投資の抑制に貢献する。

また、NECの玉川事業場内で2020年3月から運用している共創施設「ローカル5Gラボ」において、実際にローカル5Gを体感し、利用者の機器と5Gネットワークを接続してユースケースの検証が可能だ。

NECは、販売目標として2025年度までにローカル5G関連製品・サービスを含むNEC Smart Connectivity関連ビジネスで2,000億円を掲げている。

※ マルチコネクティビティのメニュー:IoTサービスを実現するために必要となるLTEやLPWAなど複数のネットワークを自由に組み合わせて利用できるサービス。

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