THKが製造業向けIoTサービス「OMNIedge」を拡張、グローバルSIMに対応した新サービスを展開

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THK株式会社は、製造業向けIoTサービス「OMNIedge」のサービス範囲拡充の一環として、グローバルSIMの対応を開始した。

2020年1月にサービスを開始したOMNIedgeは、通信網を使って機械要素部品の状態を数値化し、予兆検知を実現するシステムである。第一弾としてLMガイドに向けたサービス、第二弾はボールねじへの対応、そして第三弾として、今後需要増が見込まれる回転部品の無償トライアルを実施中である。

今回、グローバルSIMに対応したことで、海外工場におけるLMガイドやボールねじをはじめとした機械要素部品の見える化を、日本にいながら実現することができる。日本から各国の工場をモニタリングすることで、生産ラインの保全管理が現地任せになってしまう事態を避けられるという。また、日本の国内工場と海外工場を同一画面でモニタリングしながら、装置の状態を比較することもできる。

さらに現地でのモニタリング実施も想定し、アプリは日本語、英語、中国語(簡体字)、3言語での表示切替が可能だ。

対応地域として、まずはアメリカ、タイ、インドネシア、中国の4か国からスタートし、その後、日系企業が工場を有する国々(メキシコ、東南アジア諸国など)へと範囲を拡大していく予定としている。
THKが製造業向けIoTサービス「OMNIedge」を拡張、グローバルSIMに対応した新サービスを展開
なお、価格は海外各国にて1装置あたり月額10,000円で、通信キャリアの変更や現地での煩雑な設定なしで利用できる。価格にはセンサ、アンプなどの機器貸与費、通信費、アプリケーションの使用料など全て含まれる。

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