IDC、IoTデバイス/センサーから収集したデータをIoTエッジに集積して効率的に分析させる企業が増加していると発表

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IDC Japan株式会社は、国内IoTデバイス/センサーセキュリティ市場動向の調査結果を発表した。

これによると、IoTデバイス/センサーから収集されるデータは、デバイス/センサーの性能向上とともに増加および多様化/複雑化してきており、データ分析の処理能力やセキュリティを考慮し、IoTエッジにデータを集積し、効率的に分析させる企業も増加してきている。

一方で、IoTエッジを介さずに直接コアとなるクラウドやデータセンターにアクセスするIoTデバイスは、制約のある設計やセキュリティが十分に考慮されていないデバイスが一部利用されていることから、サイバー攻撃に対し脆弱であるため、IoTシステム全体でセキュリティを担保するソリューションや、IoTデバイスに搭載する半導体チップSoC(System on Chip)にセキュリティ機能をあらかじめ組み込んだ製品や、機能特化したセキュリティ対策を備えた軽量化されたエージェント製品など、多様な製品/サービスによって市場が構成されている。

IDC Japan ソフトウェア&セキュリティのリサーチマネージャーである赤間健一氏は「IoTデバイス/センサーの多様化は、デバイスとデータ保護の重要性を高め、テクノロジーの進化とセキュリティ市場の拡大に寄与し、ITベンダーによるIoT/OTセキュリティベンダーの買収によるプラットフォーマーを目指す動きと、セキュリティ専業ベンダーによる連携ソリューションが進展し、IT/OTコンバージェンスの加速が進む」と述べている。

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