YE DIGITALのAI画像判定サービス・オンプレミス検証パッケージ「MMEye Box」を、大塚商会より4月から提供開始

株式会社YE DIGITALは、2020年10月よりAI画像判定サービスのオンプレミス検証パッケージ「MMEye Box」を発売している。そして本日、このMMEye Boxを、2021年4月より株式会社大塚商会から提供開始されることを発表した。

大塚商会では近年、AI・IoT技術の普及に伴い、現場の作業負荷軽減や生産性向上の支援にも力を注いでいるという。

そこで大塚商会は、食品製造業で導入が活発なAI画像判定サービスの取り扱いに向け、YE DIGITALから画像判定モデル作成のAIアプリケーションの提供を受け、株式会社 日本HP社のワークステーション「HP Z4 G4 Workstation」に搭載したMMEye Boxを販売する。そして同社のAI・IoTサポート課が、技術窓口として支援する体制もとっている。

AI画像判定サービス「MMEye」について

「MMEye」は、AI機械学習を用いた画像判定サービスで、クラウドでの判定モデルの作成から、現場実行環境(エッジPC)までをセットにして提供しており、自社での構築作業不要で利用することができる。

2018年末に提供を開始して以来、製品の形状や合格品の判定基準が画一ではなく、製品検査を人手に頼らざるを得なかった製造業で特に利用が多いという。

YE DIGITALと関連会社である安川グループとの連携で、ロボット等による排出機構までの提案が可能で、全自動化を見据えた際の検討段階に合わせ、サポートを推進していく。

オンプレミス検証パッケージ「MMEye Box」が提供する価値

MMEye Boxは、AI画像判定サービスMMEye判別モデル作成AIエンジンを、オンプレミスで提供するパッケージだ。

これにより、自社の研究所や工場などで、オンプレミスでMMEyeのAIエンジンを用いた検証を行うことができる。

クラウドサービスと違い、モデル作成回数に上限がなく、またAIパラメーターのチューニングが可能であるため、社内で様々な検討ができる。また、自社環境に閉じたオンプレミスパッケージのため、社外に知られたくない試作を行うことができる。

YE DIGITALは、今回の大塚商会との協業により、スマートファクトリーの実現やDXの推進を通じ、生産性向上・不良発生抑制による製造ロスの削減・人手不足解消・働き方改革促進といった、新たな価値創出に繋がることに期待しているという。

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