パトスロゴス、AI画像解析を使った外観検査システム「DEEPS」を発表

製造現場では、FAをはじめとしたオートメーション化が進む一方で、外観検査は未だに人による目視検査に頼っているという現状がある。また、専用機での検査は開発コスト、運用コストがかかるのに加え、新製品に展開する汎用性に欠けるため、網羅的に利用できるソフトウェアがないという状況だ。

そうした中、株式会社パトスロゴスは、AI画像解析を使った外観検査システム「DEEPS」を自社事業としてリリース、サービス提供を開始することを発表した。

DEEPSは独自のアルゴリズムで、10枚の画像からAIモデルの作成が行え、欠陥を99%以上で検出する汎用ソフトウェアだ。

欠陥検知のための最適なAIモデルの作成は、ノーコードで行うことができる。検査対象となる画像を取り込み、傷をクリックで特定(アノテーション)すると、DEEPSが60個のAIモデルを作成、その中で最適なモデルを1つ自動抽出する。

パトスロゴス、AI画像解析を使った外観検査システム「DEEPS」を発表
左:学習モデルの表示 右:アノテーション画面

「DEEPS」5つの特徴

検査カバー率

検査可能な製品には、製品を構成する素材や、製品の材質、形、大きさなどの制約がない。そのため、画一化された手順に従ってAIモデルを作成でき、製品個別に専門家を育成する必要がなくなる。

ノイズに強い

独自開発された画像処理技術(特許取得済み)により、明るさや、自然光、製品に付着した塵など、様々なノイズに強いAIモデルを作成することが可能。

未知の不良検出

正常品と不良品の両方を学習することで、不良の特徴に合致しないような未知の不良も検出することが可能。

製造ライン改善

検査結果から原因を分析し、製造ラインにフィードバック、改善状況をモニタリングすることが可能。

IoT時代のAI外観検査

製品の画像があれば、場所を問わずAIモデルの作成を行うことができるため、導入後であっても空き時間や片手間で、別の製品の学習を試すことが可能。