日立、空港保安検査を支援するAI技術の実用化に向けた実証実験を開始

空港での手荷物検査は、画像処理により鮮明化された画像をもとに保安検査員が「目視」で危険物を検知している。そのため、危険物の見逃しや人材育成が難しいなどの課題がある。

そこで株式会社南紀白浜エアポートと株式会社日立製作所は、南紀白浜空港において、保安検査を支援するAI技術の実用化に向けた実証実験の実施を発表した。

実証実験では、従来の検査員による「目視」に加え、AIが視覚的にサポートすることでの二重確認を行い、AIを実際の手荷物検査に導入することによる運用性および導入効果を検証する。

具体的には、AIがX線の画像を分析し、検知した物品名を表示。危険物が検知された場合には、赤い外枠で表示して注意を促す。物品が重なっていても見分けることが可能だ。(トップ画参照)

システムの中核には、日立ソリューションズの「X線検査判定支援ソフトウェア」を用いて危険物の自動判定を行い、AIは日々更新される新たな危険物の情報や熟練検査員のノウハウを学習していく。