エクサウィザーズ他3社、医療従事者向け歩行機能評価アプリを共同開発し国内3病院にて実証試験を開始

株式会社エクサウィザーズは、アステラス製薬株式会社、国立長寿医療センター荒井秀典理事長、および順天堂大学・スポートロジーセンターと共同で、主に運動機能に課題を持つ高齢者の歩行機能を評価するスマートフォン用のアプリケーションを開発した。

今回発表されたアプリを構築するため、骨格抽出技術を活用し、高齢者の歩行の様子を撮影した動画から歩行速度を含む複数の歩行状態を可視化できるAIアルゴリズムとソフトウェアを開発。このAIアルゴリズムにより歩行動画を解析し、歩行機能指標の自動評価・分析、身体の痛みの記録、リハビリテーションやトレーニング結果を記録することができる。

また、歩行機能以外の運動機能評価結果の記録や、フレイルやサルコペニアといった運動器疾患の情報、高齢者のケアを担当する複数の医療従事者間での情報共有機能も搭載されている。

さらに、AIのアウトプットを用いた、フレイル、骨粗鬆症、過活動膀胱といった、歩行機能との関連が示されている疾患の啓発機能も実装している。

そして、このアプリを活用した整形外科領域のリハビリテーションの支援効果を検証するため、3つの回復期病院の医療従事者が、高齢者の運動器ケア支援を行う実証試験を開始した。

実証試験では、歩行動画を含む幅広い医療データの取得・解析による疾患・機能評価との相関解析や、3Dモーションセンサを用いたAIアルゴリズムの精度検証が実施される。