NTT東日本と日立、XAIとトレンドデータを活用したAI予測モデルで企業の潜在ニーズを発掘する実証を開始

昨今、新型コロナウイルス感染症の拡大などによる経済・競争環境の変化を受け、ビジネス課題の解決にあたっても、複雑化する世の中の動向を的確に捉えることが求められている。

東日本電信電話株式会社(以下、NTT東日本)と株式会社日立製作所(以下、日立)は、AIによる企業のビジネス活動支援に向け、予測根拠を説明できるXAI(Explainable AI)とトレンドデータを活用したAI予測モデルにより、複雑化する市場動向や競争環境を踏まえた顧客の潜在ニーズを発掘し、営業活動における提案内容の最適化を図る仕組みの実証を2021年9月10日より開始する。

同実証では、NTT東日本の提案活動データ(商材情報、お客さま訪問や電話応対履歴、成約/失注の取引履歴など)をサンプルとして、これらのデータに新たに世の中の動向を示すトレンドデータ(新聞記事などのキーワード出現日、出現回数増減など)を組み合わせてXAIで分析し、企業への課題解決提案の高度化に向けた効果検証を行う。

AIの予測や判断結果の根拠を定量的かつ分かりやすくタイムリーに提示できるため、課題やニーズが顕在化する前に先手の提案活動が期待できるほか、直感や常識に裏打ちされた営業担当者のノウハウとXAI双方の仮説を比較検証しながら、継続的にモデルを改善していくプロセスに基づきAIモデルの高度化を進め、分析結果の訴求力・納得感を向上させていくことをめざす。

同実証において、NTT東日本は実証実験の全体マネジメント、およびサンプルデータ(提案活動データ)などの提供を担い、日立はサンプルデータとトレンドデータの分析結果を説明する技術の開発、営業担当者とXAIが双方の仮説を意見交換しながら高度化していく協創型のプロセスの考案を行う。