AIoT のパワーを解き放て―― AIとIoTを統合したAIoTを今すぐ導入すべき理由とは?

アトムテック、エッジAIカメラ「ATOM Cam」の首振り機能などを搭載した新モデルを発表

アトムテック株式会社は、スマートフォンとWi-Fi(2.4GHz)を活用し、設置場所の映像をリアルタイムに見ることができる、エッジAI搭載のスマートホームネットワークカメラ「ATOM Cam」の提供を行っている。

そして本日、「ATOM Cam」において、AI自動追跡の高速首振り機能を搭載した「ATOM Cam Swing」を開発し、12月7日から販売を開始することを発表した。

「ATOM Cam Swing」の筐体デザインは、メイン機種である「ATOM Cam 2」とほぼ同等の筐体を、上段のカメラ本体ユニット・垂直首振り部とし、これと同形のキューブ状の筐体を、台座上で回転する下段の支持ユニット・水平首振り部として、二つを側面を1本のアームで連結する機構としている。

首振り動作は、高性能モーターにより、水平360°・垂直180°の可動域で3秒以内に高速移動回転することで、全周を死角なく追跡する。動体検知した対象をエッジAIで捕捉し、多方向にカメラを回転させて追跡する「自動追跡」モードと、設定した4つのポイントを10秒ごとに巡回して監視する「クルーズ」モードのどちらかを選択することができる。

また、追跡感度の設定や、クルーズポイントのオリジナルプログラム設定も可能。モードを選択しない場合はマニュアルモードとなり、アプリ画面の十字キー操作によってカメラの方向を操作でき、次に動かすまでは最後に止めた位置で固定される。「プライバシー」モードでは、カメラが垂直回転して真下を向き格納され、スリープの状態となる。

さらに、IP65の防塵防水仕様で、屋外での使用も可能だ。

アトムテック、エッジAIカメラ「ATOM Cam」の首振り機能などを搭載した新モデルを発表
「ATOM Cam Swing」の屋外での使用例。
販売先は、D2C自社販売サイト「ATOMストア」およびAmazon、楽天にてネット販売され、価格は税込4,280円(送料別)。発売キャンペーンとして、初期5,000台を税込3,980円(送料別)で販売する。

ATOM Cam Swingの特徴と機能

高解像度

映像を拡大しても高解像度で映像を見ることができる1920×1080(1080P)フルHD。

カラーナイトビジョン

高感度CMOSイメージセンサーにより、暗い状況下でも月明かり程度の光があれば明るいカラー映像が撮影可能。別途、暗闇でも9m先までモノクロで鮮明に映せる赤外線ナイトビジョンを搭載。

アトムテック、エッジAIカメラ「ATOM Cam」の首振り機能などを搭載した新モデルを発表
暗い状況下での、カメラで見た景色(左)と、肉眼で見た景色(右)の比較。

AIによる検出機能

画像内で動体検出した箇所にフォーカス枠が表示され、AI高速首振り機能によって自動追随する。4つのクルーズウェイポイントを設定して巡回監視も可能。

双方向同時通話

スマホとカメラ本体間で双方向同時通話による音声会話をすることが可能。また、不審者を検知した際、退散を促す警告アラート音をカメラから発出する機能も搭載。

モーション検知

様々な動体を検知。人体検知、犬猫検知、識別、感度設定、アクティビティゾーンの設定(検知範囲指定)、が可能。別途音声検知にも対応。

映像の保存

カメラ撮像内で動体を検知すると、12秒間の映像がクラウドストレージに14日間、自動で保存される。1クリップ12秒間の制限をなくし、時間無制限で録画データを14日間保存する有料サービス(500円/台)も提供。カメラ本体のスロットに最大32GBのmicroSDカードを挿してローカル保存も可能。

高性能1.5G CPU(+128MB DDR)搭載

1.5G CPU(+128MB DDR)搭載により、Edge AIとして「ATOM Cam」本機で特定のAI分析することができ、店内滞在人数をリアルタイムでカウントし表示する「AI人数カウントサービス」を月額500円(税込)のサブスクリプションモデルを提供。

その他の機能

  • タイムラプス撮影
  • 8倍デジタルズーム
  • 4画面同時再生マルチスクリーン
  • スマートディスプレーへの連携(Amazon Alexa、Google Assistant)
  • 国内AWSセキュアクラウドによるシステムの提供

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