EBILAB、ソニーの「IMX500」とAzure AIを活用した「小売業向け棚監視ソリューション」を開発

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株式会社EBILABは本日、ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社と日本マイクロソフト株式会社が設立した「共同イノベーションラボ」の参画パートナーとなり、同ラボから生まれたソリューションの第一号となる「小売業向け棚監視ソリューション」を開発したことを発表した。

「小売業向け棚監視ソリューション」は、AIカメラが棚に陳列された商品の欠品を確認すると、従業員のウェアラブル端末に通知され、商品補充を促すソリューションだ。

システム構築にはソニーのインテリジェントビジョンセンサー「IMX500」と、Microsoft Azure上で提供されているAzure Cognitive Servicesの一部である「Custom Vision」が活用され、「IMX500」が棚に陳列された商品の欠品を確認すると、Microsoft Teamsと連携したウェアラブル端末に通知されるという仕組みだ。

「IMX500」で分析したデータは、Microsoft Power BIにてビジュアライズした形で確認することも可能だ。

EBILAB、AIカメラにより商品補充を効率化する「小売業向け棚監視ソリューション」を開発
Microsoft Power BIでビジュアライズした分析データのイメージ。

また、有限会社ゑびやが運営する「ゑびや商店」にて、「小売業向け棚監視ソリューション」の有効性を確かめることを目的とした動作検証を、2021年11月1日~2022年2月28日の期間実施している。

EBILABは、この動作検証で「小売業向け棚監視ソリューション」の有効性が実証された後には、小売店を対象に同ソリューションの導入から運用までをサポートするパッケージプランを商品化し、販売することを目指しているという。

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