日立、ソラコムとの連携を強化してIoT活用サービス「HGDI」のラインナップを拡充

株式会社日立製作所と株式会社ソラコムは、2021年6月に、IoTを活用したサービスの展開加速に向け、資本提携を含む業務提携を締結している。

そして両社は本日、日立が提供するIoT活用サービス「Hitachi Global Data Integration」(以下、HGDI)において、ソラコムが提供するIoTプラットフォームSORACOMとの連携を強化し、HGDIのサービスのラインアップを拡充することを発表した。

実績のある事例をもとにIoTの導入プロセスを効率化し、業界ごとの固有の課題を解決するサービスを拡充して、新たに提供を開始することを発表した。

具体的には、HGDIにて従来提供していた「HGDI Essential」をサービススコープの名称とし、SORACOMと連携。そしてHGDIに、実績ある事例をもとにIoTの導入プロセスを短縮する「HGDI Connect」と、業界特有の課題解決を支援するサービス「HGDI Pro」を新たに追加した。

日立、ソラコムとの連携を強化してIoT活用サービス「HGDI」のラインナップを拡充
「HGDI」のラインアップを拡充。新たに「HGDI Connect」と「HGDI Pro」が追加された。

「HGDI Connect」では、すでに顧客に導入した実績のあるIoTを活用した事例(レシピ)をもとに、必要なデバイス、ネットワークやアプリケーションといった「部品」を組み合わせて提供するIoTサービスだ。

ソラコムが提供する「デバイス」や「コネクティビティ」を活用し、IoTシステム構築のコンサルティングからシステムインテグレーションを、日立が提供する。

日立、ソラコムとの連携を強化してIoT活用サービス「HGDI」のラインナップを拡充
「HGDI Connect」の提供イメージ。

「HGDI Pro」では、第一弾として、IoTを活用して温度管理を支援する「HGDI Pro for コールドチェーン」を3月から提供開始する。

「HGDI Pro for コールドチェーン」では、医薬品や食品といった配送品の品質の維持に向け、倉庫や集配車両に取り付けたセンサーから、温度や、位置情報、加速度などのIoTデータを収集し、蓄積・可視化。温度の異常通知や、遠隔からの温度監視などを行う。

今後は、さまざまな業界ニーズに応じて「HGDI Pro」のサービス拡充を図っていくとしている。

日立、ソラコムとの連携を強化してIoT活用サービス「HGDI」のラインナップを拡充
「HGDI Pro for コールドチェーン」の概要図。

なお、「HGDI Pro for コールドチェーン」は、2022年3月1日~3月4日に東京ビッグサイトで開催される「リテールテックJAPAN2022」の日立ブースにて展示される。

また、今回サービスのラインアップ拡充に合わせ、2022年3月31日申し込み分まで先着順で 、日立とソラコムによる「無償IoT導入コンサルティングサービス」が行われる。

このキャンペーンでは、日立とソラコム両社のIoT有識者が参加し、課題の把握からIoT活用の導入検討に関する、各種支援が無償で提供される。