アルペン、物流DXで6割省人化を見込む新大型倉庫を2024年初旬に稼働開始

スポーツ用品販売の株式会社アルペンは、アパレル、シューズ、フィットネス用品、キャンプ用品といった、幅広いカテゴリの商品を取り扱っており、物流においてそれらを効率良く仕分け、店舗に届けるには様々な課題があったという。

そこで2021年に、大物、小物カテゴリの専用倉庫(小牧ディストリビューションセンター)を稼働させ、小物倉庫においては3Dロボット倉庫システムALPHABOT(村田機械製)を導入。2021年11月より稼働させている。

そして本日、アルペンは福玉株式会社と協業し、愛知県大口町にアパレル、シューズカテゴリ専用の大型倉庫(大口ディストリビューションセンター)を、2024年初旬に稼働することを発表した。

この倉庫には、村田機械株式会社の搬送機器「シャトル型自動倉庫」と、仕分け機「クロスベルトソーター」を導入している。

アルペン、物流DXで6割省人化を見込む新大型倉庫を2024年初旬に稼働開始

シャトル型自動倉庫は、保管棚の各段を走行する搬送台車が商品ケースを搬送し、入出庫装置を経由してピッキングステーションに届ける機器で、各段に搬送台車があるため時間当たりの入出庫能力が高いのが特長だ。

また、一定範囲内の荷姿であれば自動移載できるフリーサイズ対応で、今回は棚一間口に奥行2列で商品ケースを保管できる最新型のダブルディープタイプを採用。大口ディストリビューションセンターのシャトル型自動倉庫は全長100m超、シャトル型自動倉庫としては約10万ケースが保管可能となる。

クロスベルトソーターは、水平方向の移載にベルトコンベヤを使用した自動仕分け装置で、様々な荷姿を仕分けられ、時間当たりの仕分け能力が高いのが特長だ。

1階に設置するシャトル型自動倉庫と、3階に設置するクロスベルトソーターを、自動倉庫の入出庫装置で直結。そのため、自動倉庫からの商品の出庫、オーダー商品のピッキングとソーターへの投入、ソーターでのオーダー別仕分けまで、一連の工程がシームレスにつなげることができる。

アルペン、物流DXで6割省人化を見込む新大型倉庫を2024年初旬に稼働開始
大口ディストリビューションセンターのシームレス・マテハンシステムを表した図

さらに、出荷ケースの自動製函機や自動封緘機、自動サイズ計量器などの機器も導入。自動化レベルの高いラインを構築し、約60%の作業工数削減を実現する。

また、アパレルとシューズを一つの拠点に集約することで、投資を集中させることができ、店舗までの供給リードタイムの短縮や梱包納品から店舗品出しまでの作業簡素化、作業人数や配送の最適化などが見込まれている。