キヤノン、オフィス複合機と家庭用インクジェットプリンター対応のクラウド印刷サービスを開始

在宅勤務とオフィス出社を併用するハイブリッドワークが浸透し、自宅においてもオフィス同様の生産性や利便性が求められている。一方で、情報セキュリティへの不安や、在宅勤務での印刷状況管理の難しさから、自宅での業務印刷が認められないケースも多く存在している。

キヤノン株式会社は、在宅勤務でもオフィス同等のセキュリティ環境と管理機能を提供する新クラウド印刷サービス「Hybrid Work Print」シリーズの第一弾として、オフィス向け複合機や家庭用インクジェットプリンターでの印刷に対応した「Hybrid Work Print Standard」を発売した。

同サービスは、キヤノンのオフィス向け複合機「imageRUNNER ADVANCEシリーズ」のクラウド型MFP機能拡張プラットフォーム「uniFLOW Online」を介して、オフィスから家庭用までキヤノンの様々なプリンターを利用した自宅での業務印刷を可能にする。

印刷データは全て暗号化されるため、自宅での印刷もオフィスと同等のセキュリティが維持される。印刷枚数やファイル名をユーザーごとにログとして収集し管理する機能や、CSVファイルに出力する機能も搭載されており、印刷物による万が一の情報漏えいリスクに備えるだけでなく、自宅での業務印刷に伴う費用精算などにも活用できる。

また、印刷時にプリンター本体でのパスワード入力を求める設定も可能で、取り忘れなどによって第三者に印刷物を見られたり持ち去られたりするリスクも軽減する。

さらに同サービスは、オフィス向け複合機「imageRUNNER ADVANCE DX」シリーズ、インクジェットプリンター「PIXUS/G/GX」シリーズ、レーザープリンター「Satera」シリーズに対応している。そのため、キヤノンのプリンティング機器を活用しながら、在宅勤務とオフィス出社を合わせた企業全体の印刷状況の一元管理が可能だ。なお、在宅勤務で使用するキヤノンプリンターに特化して、在宅印刷・管理を可能にするサービス「Hybrid Work Print Simple」を2023年中に提供開始予定だという。

同サービスにより、在宅勤務での業務印刷をオフィスと同等のセキュリティを確保した環境で実現するとともに、在宅勤務とオフィス出社を合わせた印刷状況を可視化し、ハイブリッドワークにおける生産性や利便性の向上を支援する。

なお、同サービスのライセンスの価格は、uniFLOW Online Cloud Link Print Connection(インクジェットプリンター向け)は月額7,000円/25台~、uniFLOW Online Cloud Print & Scan(オフィス複合機向け)が月額2,900円/台、uniFLOW Online Cloud Print(レーザープリンター向け)は月額1,500円/台となっている。