東急建設とアイリッジ、RFIDとスマホを活用して建設現場の工具管理をする「工具ミッケ」を共同開発

鉄道工事の現場では、数百種類の工具を使用するため、現場への置き忘れ防止のための工具管理は時間と手間をかけて行われている。

そうした中、株式会社アイリッジと東急建設株式会社は、RFID(無線自動識別)タグとスマートフォンアプリを活用した建設DXサービス「工具ミッケ」を共同開発し、2022年10月1日より販売を開始することを発表した。

「工具ミッケ」は、工事現場に持ち込む工具のリストを作成し、ヤード(資材置き場)からの工具持ち出し時や、工事開始前・工事終了後に、使用した工具をスキャン機能にてRFID読み込むことで、持ち込みリストとの差分を表示する。

東急建設とアイリッジ、RFIDとスマホを活用して建設現場の工具管理をする「工具ミッケ」を共同開発
「工具ミッケ」の仕組みを表した図

また、工具にサムネイル画像を登録することで、不足している工具が一目で分かる仕様となっている。

東急建設とアイリッジ、RFIDとスマホを活用して建設現場の工具管理をする「工具ミッケ」を共同開発
「工具ミッケ」のアプリ画面イメージ

工具数量チェックで全ての工具が揃った時のみ、作業完了報告ができる画面に遷移し、予め指定した工事監督者へ作業完了報告内容を送信することができる。

料金は月額5万円から利用可能で、RFIDの利用にあたって必要となる、電波法に基づく総務省への各種申請手続き代行もサービス内に含まれている。

PoCでは最大8割程度の工数削減効果が認められており、10月中に東急建設の5箇所の現場での導入が決定している。

今後は、アイリッジと取引実績のある鉄道会社の建設現場を中心に、2022年度中の20箇所展開を目指しすとしている。