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NTTグループ、IOWN APN関連技術を用いたリアルタイム遠隔合唱実証実験を実施

NTTグループは、次世代ICT基盤構想として「IOWN」(アイオン:Innovative Optical and Wireless Network)を推進している。

IOWNとは、光電融合技術と光通信技術をベースにした、低電力消費、大容量低遅延の次世代通信・コンピューティング融合インフラだ。

そうした中、西日本電信電話株式会社(以下、NTT西日本)は、NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)、日本電信電話株式会社(以下、NTT)とともに、株式会社毎日放送主催、大阪城ホールにて、1983年から毎年開催されている合唱コンサート「サントリー1万人の第九」の第40回記念公演において、IOWN構想の構成要素であるオールフォトニクスネットワーク(以下、「APN」)関連技術を活用して東京-大阪間をつないだリアルタイム遠隔合唱の実証実験を実施する。

この実証実験では、大阪城ホール、QUINTBRIDGE(大阪)と、光ファイバ長として約700km離れたOPEN HUB Park(東京)の計3拠点を繋ぎ、指揮者、演奏者(オーケストラ)、合唱者が離れた会場においても違和感なく遠隔合唱が実施できるかを検証する。

今後、今回の実証による知見をもとに、APN関連技術の適用に向けた研究開発を進めるとともに、新たなユースケースの実証により、IOWN APNの利用シーンの開拓を行う。なお、2025年日本国際博覧会にて、IOWNを体感できる展示が行われる予定だ。

実証で用いられる技術の特長

低遅延通信技術

IOWN APNを活用し、従来のベストエフォート品質のネットワークとは異なる、大容量・低遅延・ゆらぎの少ない通信技術。

遅延可視化技術

マイクロ秒精度の遅延測定・可視化技術。

低遅延映像伝送技術

4K・8K非圧縮映像光伝送装置「MediaRouterX」による低遅延映像伝送技術。

低遅延映像処理技術

複数拠点から届けられる複数の映像を、超低遅延に分割表示処理する技術。

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