マクニカ、モーター特化型予知保全DX「Mpression Smart Motor Sensor」を販売開始

産業用モーターによる年間消費電力量は、産業部門においては75%を占めると推計されている。また、最適な状態でないモーター運用の場合、電力効率の低下によって必要以上に電力コストを消費するだけでなく、予期せぬ異常の発生により最悪のケースではラインダウンに発展する恐れがある。

株式会社マクニカは、2022年6月2日にリリースした「Macnica Smart Motor Sensor」を、マクニカの技術ブランドMpressionシリーズ「Mpression Smart Motor Sensor」として販売を開始する。

同ソリューションは、低圧三相モーター向けに特化したセンサー・クラウド一体型の予知保全DXソリューションである。バッテリー駆動のセンサーをモーターの冷却フィンに取り付け、初期設定は、スマートフォン専用アプリより行う。使用開始後、AIによる機械学習が自動的に開始され、一定期間後に異常を検知するAIモデルが自動生成される。

これにより、センサーから集められた振動、温度、磁界データは専用ダッシュボードに表示され、モーターから離れたロケーションであってもパソコンやスマートフォン、タブレットなどで確認でき、異常時にはアラート通知され、対処方法の指示も具体的に表示される。

さらに、常にモーターの健康状態を把握することで、効率的なメンテナンスを実現でき、最適な状態のモーター運用によって電力コスト(CO2排出量)の削減にも繋がる。

同ソリューションを活用することで、装置の想定外のダウンタイム削減やメンテナンス費用の最適化に貢献する。
マクニカ、モーター特化型予知保全DX「Mpression Smart Motor Sensor」を販売開始

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