PSソリューションズ、SMUと産学連携でIoTビジネスを創出する取り組み

アジア有数の国立大学であるシンガポールマネジメント大学(以下、SMU)とソフトバンクグループのPSソリューションズ株式会社は、SMUの情報システム学部が開発した位置情報を高速にジオフェンス*判定するエンジンの独占的ソフトウェアライセンス契約を締結したことを発表した。

同ソフトウェアに実装されたジオフェンス機能を利用することにより、リアルタイムで精緻な位置情報を必要とするソリューションへの応用が容易になる。

 

ジオフェンス機能を利用して位置を判定するアルゴリズムはすでに確立された技術である一方、情報の処理速度等に課題があった。

そのため、コスト競争力を保ちつつビッグデータを効率的に処理する必要がある商用サービスへの導入は困難とされていたが、SMUのKyriakos Mouratidis准教授及びBaihua Zheng准教授をはじめとする同大学の研究チームとPSソリューションズは共同で研究と検証を重ね、大量の位置情報が同時に途切れなく送られてくる場合でも、高速かつ効率的にジオフェンス判定することに特化したアルゴリズムの開発に成功。商用化に向けてPSソリューションズはライセンス供与を受ける運びとなった。

今回のライセンス契約は、ジオフェンス機能の利用におけるSMUの高度な学術的知見がPSソリューションズの新事業創出ビジョンと合致したことによるもので、相互にメリットをもたらす産学連携の取り組みであると考えている。

 

PSソリューションズの植野正徳取締役は次のように述べている。

「当ジオフェンス技術はIoMT領域や今後様々な場面で実用化が見込まれるドローン(無人航空機)などにおいて、監視対象の物体が危険領域や特定の空間に差し掛かるか入ってしまう事を一つのトリガーとして、次の動的なアクションにつなげるための技術としての応用が期待されます。PSソリューションズは、先進的な技術を持つ大学や研究機関と積極的に連携を深め、新たな価値創造のための研究開発を進めてまいります。」

 

*ジオフェンス:地図情報上に仮想的な囲い(フェンス)を設置し、その中に入ったり出たりすると、予め設定した処理を自動的に実施する仕組み。

 

【関連リンク】
シンガポールマネジメント大学(SMU)
PSソリューションズ(PS Solutions)

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