PTC、拡張現実(AR)開発プラットフォーム「Vuforia」のアップデートをリリース

PTCは、数々の受賞歴を持つ拡張現実(AR)開発プラットフォームの新バージョンである「Vuforia™ 6」をリリースしたと発表した。Vuforia 6では6月にLiveWorxで公開したAR体験を実現するカスタマイズ可能なビジュアルコードで、任意の製品や対象物に配置可能なVuMark™ が導入されている。また、Vuforia 6はMicrosoft HoloLensとWindows 10タブレットに対応しており、企業で高まるARにおけるニーズに応えている。

VuforiaはAR開発において、幅広く利用されているプラットフォームだ。主要スマートフォン、タブレット端末、スマートグラスに対応する3万を超えるVuforiaベースのアプリケーションがApp StoreやGoogle Playで公開されており、これらのアプリは2億7,500万回以上ダウンロードされているという。また、Vuforiaは25万人以上の開発者が登録しているコミュニティをサポートしており、現在3万以上の開発プロジェクトが進行中だという。

開発者向けには、Vuforia Engineがカメラの視野に存在する特定な物体の3次元位置を精確に取得する高度なコンピュータビジョン技術を提供。この位置情報をもって、ARコンテンツを実際のモノに重ねて安定かつ高精度に表示することができる。

Vuforia 6では料金体制とライセンスの種類が更新された。Vuforia 6の新機能は以下2点。

VuMark

デカールを貼付したり、製造工程で自動的に印刷したりすることで、任意の製品や機械に貼付することができるかつカスタマイズ可能なビジュアルコード。これにより、ユーザーに対して、組み立て、使用、修理、検査などの手順をAR体験として視覚的に示すことができる。

ほかのコードと異なって、VuMarkはデザイナーのことを考慮して開発された。VuMark DesignerはAdobe Illustratorユーザーに対し、既存の図柄やロゴ等といったブランドアセットからVuMarkを作成するツール。これにより、シリアル番号やURLなどあらゆる種類のデータをエンコーディングし、視覚的に魅力的なVuMarkが作成できるという。

Universal Windows Platform (UWP)対応

Microsoft Build 2016(https://build.microsoft.com/)で発表された通り、Vuforia EngineがUniversal Windows Platform (UWP)に対応したことで、Unityを利用する開発者は既存のVuforiaプロジェクトをHoloLensや、Surface Pro 4、Surface Book等のタブレットに対応させることが可能。また、開発者はMicrosoft Visual Studioを使用し、タブレットで利用される既存のUWPアプリケーションにAR機能を加えることも可能。Vuforia Engine on HoloLensは今秋予定の正式リリースまで試用版として提供されている。

詳細はVuforiaのサイトを参照。また、Vuforia 6 はVuforiaのサイトから入手可能。

【関連リンク】
ピーティーシー(PTC)
Vuforia 6

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