ブレインパッド、ドローンで空撮した画像の処理にディープラーニングを適用、エアロセンスに提供

株式会社ブレインパッドは、自律型無人航空機(ドローン)による空撮測量サービスを提供するエアロセンス株式会社に、人工知能(AI)のビジネス活用を支援する「機械学習/ディープラーニング活用サービス」を導入したことを発表した。

ブレインパッドは、今回、ディープラーニング(深層学習)を用いて空撮された画像を処理するプロセスの実用化を支援した。今後エアロセンスは、同サービスから得られた知見をもとに、ドローンで空撮した画像から広大なエリアを自動的に監視し、異変のチェックや資材の管理を行うサービスを提供するなど、積極的にビジネス活用していく予定だという。

エアロセンスは、従来取り組んできたドローンによる空撮画像の処理精度をさらに高めるために、画像内に映る物体の把握を行えるディープラーニングに高い関心を持っていたが、実際の取り組みまでには至っていなかった。今回エアロセンスは、小規模投資でのクイックスタートで利用できるブレインパッドの「機械学習/ディープラーニング活用サービス」の「ベーシックパック(*1)」を導入することで、ディープラーニングによる画像処理の実用化に成功し、例えば資材置き場における資材の自動管理、施設の自動監視などを高精度・低コストに提供することが可能となった。

同サービスは、顧客の業務やサービスへ「機械学習/ディープラーニング」を適用した際の事前の効果検証をワークショップ形式にて行う。

今回エアロセンス向けには、空撮画像をもとに自動車の台数を自動検出するワークショップを複数回実施し、すでに同社が導入している「Google Cloud Platform(GCP、*2)」や、同じくGoogleが提供しているオープンソース(*3)の深層学習フレームワーク「TensorFlow(*4)」などのオープンソースライブラリ/ツールを使用しながら、画像処理モデルの構築からチューニングまでの一連の基本プロセスを習得した。その結果、ワークショップを通じて、車の誤検出の数が減少するなど高い精度で処理できることが検証され、エアロセンスはディープラーニングの効果を体感した。

(*1)「ベーシックパック」とは、ブレインパッドが提供する「機械学習/ディープラーニング活用サービス」のメニューの一つ。
(*2)Google Cloud Platform(GCP)とは、Googleが運営するクラウドコンピューティングのプラットフォームのこと。
(*3)オープンソースとは、ソースコードが広く一般に公開され、誰でも自由に使用や改変、独自に開発したプログラムへの組み込みを行うことのできるソフトウェアのこと。
(*4)TensorFlow(テンソルフロー)とは、Googleがオープンソースとして提供する機械学習/ディープラーニング/多層ニューラルネットワークに関するライブラリ(必要な技術や機能をパッケージ化したもの)のこと。

【関連リンク】
ブレインパッド(BrainPad)
エアロセンス(Aerosense)
グーグル(Google)

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