AIoT のパワーを解き放て―― AIとIoTを統合したAIoTを今すぐ導入すべき理由とは?

FacebookやInstagram、Evernote訪問で見る、米国IT企業が元気なワケ

サンフランシスコから、シリコンバレーまで米国のIT企業が集まるエリアには想像を絶するくらいの数のスタートアップ企業が点在している。

様々な企業があるなか、IT企業で勝ち組のFacebookや、これからが期待されるEvernoteを訪問してきた。

 

Evernote

Evernoteは、Redwoodというサンフランシスコ空港から近いところに社を構えており、自社ビル内はとてもオシャレでセンスを感じる作りになっている。

1Fは撮影OKということで、いろんな空間を撮影してきた。


Evernote

 

受付はとてもオシャレで開放的。

 


EvernoteEvernoteショップには、センスのいいオリジナルグッズも豊富に取り揃えられている。

 

Evernote Evernote

こちらは、社食。とても充実していてこんなのが無料なの?と驚かされる。

 

Evernote

フィットネスルームも完備

どこのベンチャーもこのくらいの規模になると、カフェテリアやちょっとしたPC機器などは社員には無料で提供されているらしい。

Evernote

Evernoteの会議室はゲームの名前ということで、1Fの会議室名を調べたところ、「ALTRED BEAST(獣王記)」というセガサターンのゲームであることがわかった。

他の場所でも、ゲームに関してはとても日本のゲームがリスペクトされているようだ。

 

Facebook

つづいて、Facebookも訪問した。

Facebook

技術者が興した会社らしく、いたるところに、”HACK”の文字が。

 

Facebook Facebook Facebook

社内の人と会う約束がないと入れないエリアで、「ここは、街ですか?」というくらいの広さ。

ハンバーガーから、和食、イタリアンなどなど、各種お店が軒を連ねている。

そして、もちろん無料(2軒だけ有料ということだ)。

金曜日だったこともあり、ファミリーで訪問しているようなビジターも見られた。

ゲームセンターは、日本のお古らしく表示がことごとく日本語だった。

 

Facebook

電光掲示板には、現在世界のどの国で、どれくらいの人がFacebookを使っているかがわかる。

 

Facebook

トイレのマークもFacebook!

 

Facebook

巨大な展示や、遊びがそこここに。

 

そして、屋上へ。

Facebook Facebook

屋上は、なんと広大な芝生に。当日はハッカソンがあったらしく、芝生の上にテントを張る人もいるようだった。

 

Instagram

最近、日本でも一般の人に大人気のInstagramだ。

Facebookに買収されているので敷地としてはFacebookと同じ場所にある。

Instagram

この車に乗って、旅した人がInstagramでとても人気だったことから、この車を展示して、中に乗ると写真がとれるという展示だ。

もちろん、Instagramでシェアもできる。

 

Instagram

Instagramの作品群もこのようにどでかく展示されている。

 

シリコンバレーの企業事情を聞いて納得する、最近の米国IT企業が好調な理由

 

展示や、オフィスを見せてもらいながら、米国IT企業、ベンチャー企業の状況を聞いたところ、まず、すべての人が、「日本と違ってエンジニアが中心の社会である。」ということを語っていた。

みんなとても自由に生活している一方で、議論も活発に行えるようなキャンパス作りになっている。

 

Facebookでは、マークザッカーバーグが、建物の中心にガラス張りの部屋にいる。

大抵部屋にいて、大事な取り決めをしているということだ。

 

日本では、人材斡旋や派遣事業、テレアポ営業、企業間の間を取り持つような、営業やマーケティングが強いところが急成長することが多いが、逆にそういう強みだとグローバル社会ではなかなか勝てない。

 

一方、シリコンバレーを中心としたベンチャー企業はテクノロジーで何をするか?を中心に考えているため、スケールしやすいという特徴があるようだ。

 

また、世界中で競争があるので、投資家も赤字であっても投資を続けるケースも多いという。

 

今後のIoT社会を見越して、大抵の米国IT企業は、ディープラーニングや、AI、マシンコンピューティングに注目しているという。

 

現在、シリコンバレーで一番フィーの高いエンジニアはマシンコンピューティングだという噂もあるくらいだ。

 

巨額の投資で、スケールさせ、日本とは二桁は違うIPOをし、さらなる資金を調達する米国スタートアップ企業。

 

高額のフィーで雇われ、結果をストイックに求められる技術者が主役で、技術者が生み出し発展させるカルチャーと、巨大な資金を援助する投資家達がそこにはいた。

 

そして、Googleがある、マウンテンビューで自動運転カーが走っているように、各企業の駐車場にはEVスタンドが併設されているように、Uberが平然と街の足になっているように、様々な気運を政治も含めた街全体でバックアップする仕組みがトライアンドエラーを活発にし、世界で勝てる企業を育てているのだ。

 

彼らの勢いの根源は、このようなシステムを社会全体で作っているということだといえる。

 

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