NECソリューションイノベータとCylance、AI活用の次世代エンドポイントセキュリティ対策製品の販売パートナー契約を締結

NECソリューションイノベータ株式会社とCylance, Inc.は、Cylanceが提供する標的型攻撃やマルウェアの実行をAI (人工知能) を活用して未然に防ぐ次世代エンドポイントセキュリティ対策製品「CylancePROTECT®」の販売におけるパートナー契約を締結した。同締結によりNECソリューションイノベータは、Cylanceの日本法人であるCylance Japan株式会社の協力のもと、「CylancePROTECT®」の販売を本日より開始した。価格は、100クライアント 1,350,000円(税別)/年間~。

「CylancePROTECT®」は、AI技術のひとつでもある機械学習により、1ファイルあたり最大620万個超の特徴を抽出、更にディープラーニングを合わせて、膨大なデータからマルウェア検出アルゴリズムを生成する。未知のマルウェア(マルウェア対策ソフトで検出されないよう意図して開発された新種や亜種のマルウェア)もこの検出アルゴリズムを用いることにより、マルウェアファイルのDNAレベルと言える何十万もの特性まで解析・分類し、検知することができるという。

同製品は、第三者評価機関のテストによりシグネチャベースのウイルス対策ソフトと比較し、高い検知結果が証明されており(注)、コールセンターなどメールの開封が求められる業務や、インターネット接続端末におけるマルウェアの強制ダウンロードといったリスクを想定した環境への導入が進み、販売開始からわずか2年で、1,000社を超えるエンタープライズ企業の600万端末に導入されているという。

「CylancePROTECT®」は、Windows, Windows Server, Mac OSをサポート対象としている。また、解析アルゴリズムを各端末にインストールする方式であることから、オフライン環境での利用も可能。

NECソリューションイノベータは、15年以上にわたり培ってきたエンドポイントセキュリティやサイバーセキュリティ分野におけるソリューションやサポートなどの知見をベースに、「CylancePROTECT®」の導入および運用支援サービスを行う。これにより、顧客の予防的セキュリティ対策の強化とセキュリティ担当者の負担軽減をサポートする。なお、同製品および付帯サービスは、NECをはじめとしたNECグループ各社とNECソリューションイノベータの販売代理店からも提供を行うという。

<NECソリューションイノベータが提供するサービスの特長>

  • 試験導入サービス
    「CylancePROTECT®」を導入する前の検証として、試用環境を顧客サイトにて構築し、最適なポリシーの設計および設定を行う。試用環境は、そのまま本番環境への移行が可能。
  • 運用支援サービス
    「CylancePROTECT®」の稼働状況、マルウェア検知数などの運用状況をレポートとして提供するなど、顧客の運用を支援する。
  • マルウェア解析サービス
    「CylancePROTECT®」が検出したファイルの中で、顧客にてマルウェアの判断が難しい、疑わしいファイルの解析を支援する。
  • 脅威分析支援サービス
    「CylancePROTECT®」が収集するエンドポイントのセキュリティ状況と顧客のネットワーク環境に潜む脆弱性の調査を組み合わせることで、脅威の分析、セキュリティ対策の改善支援を行う。これらを定期的に実施することで、顧客環境のサイバー攻撃に対する耐性の維持を支援する。

Cylanceでは今後、サポートするプラットフォームを広げ、頻繁にパターンファイルを更新できないようなIoTデバイスをターゲットとした展開を予定しているという。この流れを受け、NECソリューションイノベータでも、IoTに関する知見を活かした検証支援など同領域での対応を進めていくという。

【関連リンク】
NECソリューションイノベータ(NES)
サイランス(Cylance)

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