文化シヤッターの電動窓シャッター、外出先からでもスマートフォンで操作可能に

文化シヤッター株式会社では、2015年6月1日よりパナソニック製「スマートHEMS®」との連携を開始している電動窓シャッター「マドマスター・スマートタイプ」が、9月21日より宅内だけでなく、外出先からもスマートフォンを使って操作できるようになると発表した。

「マドマスター・スマートタイプ」は、パナソニック製「スマートHEMS(R)」の中核機器である「AiSEG(R)」と連携しており、「スマートHEMS」のモニターを使って他の設備機器と同様に電動窓シャッターを一元管理できる。

今回、同社のスマートフォン向け「スマートHEMSサービスアプリ」の機能拡充により、遠隔制御サポートとして宅外から住宅設備機器を操作できるサービスが9月21日より提供開始されるのに伴い、これまでは宅内のみの操作に限定されていた電動窓シャッター「マドマスター・スマートタイプ」を、外出先からスマートフォンを使って操作(※1)できるようになる。

外出先から操作できると、下記のようなことから防災と防犯の両面で安心・安全をサポートできるという。
・台風や竜巻の発生時に素早く対応できる
・電動窓シャッターの開閉状況を確認できる
・帰宅が遅くなるなど戸締まりが心配な時に早急に対応できる

「マドマスター・スマートタイプ」は、住宅の家電や電気設備の使用量を可視化し、自動制御で効率的に節電する管理システム「HEMS」の標準通信規格であるECHONET Lite(※2)に準拠した電動窓シャッターである。

手持ちのスマートフォンに同社専用アプリケーションをインストールすることで、電動窓シャッター1台ごとに「個別操作」できたり、家じゅうの窓シャッターを最大32台まで「一斉操作」できる。また、ワンタッチで電動窓シャッターを好みの高さまで開けられる「半開操作」により、屋外からの視線を遮ったり、西日など強い日差しをコントロールできるという。

また、多機能タイマーで安心・快適生活をサポートしてくれる。
・「おこのみタイマー」:時刻、曜日、開閉操作を最大10通りに設定でき、設定に合わせて自動で窓シャッターを開閉できる。
・「おひさまタイマー」:住まいの地域の日の出・日の入りの時刻に合わせて自動で窓シャッターを開閉できる。
・「グループ操作」:それぞれの部屋の窓シャッターを好みでグループ分けできるため、複数の窓シャッターをワンタッチで操作できる。
・「状態通知機能」:予め登録されたアドレスに窓シャッターの開閉状態がメールで届くため、防犯対策として有効。

機能対応表

機能 パナソニック提供スマートHEMS 文化シヤッター提供アプリ
宅外
(外出先)
操作(閉) ×
状態確認 ×
宅内
※6
操作(開閉停)
操作(換気採光)※3 ×
操作(半開)※4
一斉操作
状態確認
タイマー設定
おひさまタイマー設定※5 ×
メール状態通知設定 ×

「マドマスター・スマートタイプ」参考価格

間口1,617mm、高さ2,153mm、マドマスターリード・スタンダードモデル
656,000円(一棟に3台設置した場合)
・価格は製品代で、ワイヤレス通信機1台、ワイヤレス押しボタンスイッチ3台込み。
・消費税、取付工事費、運搬費は別途。
・パナソニック製「スマートHEMS(R)」の価格に関しては、同社のカタログ・HPを参照。

※1 外部からは「閉」操作のみ。また、AiSEGのインターネット接続には、光回線、ADSL、CATVなどインターネット常時接続サービスが必要。
※2 ECHONET Liteとは、家電機器、スマートメーター、太陽光発電システムなどを含む約80種類以上の機器と通信できるHEMS構築のための通信規格。ISO規格、IEC規格として国際標準化されている。
※3 換気採光機能付き窓シャッターの場合
※4 全閉位置から事前に設定した場所(動作時間)で停止させる機能
※5 全国を8地域に分け、日の出日の入り時刻に合わせて開閉させる機能(時刻は月毎に自動変更)
※6 AiSEGの画面で操作できる機能(スマートHEMSサービスアプリの画面ではない)

【関連リンク】
文化シヤッター(BUNKA SHUTTER)
パナソニック(Panasonic)

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