NEC、IoT事業を強化IoTソリューションメニューと体制を拡充

NECは、IoT関連事業の強化として、新たに5種のソリューションを開発し、順次販売を開始する。あわせて、IoT関連のシステム構築を行う中核的な要員を、現在の約100人から2020年迄に約500人に増員していく、と発表した。

NECは、製造業、流通・物流業といった企業でのIoT活用に加え、水需要予測・交通監視などの社会インフラ、街や重要施設の安全管理、エネルギーマネジメントなど幅広い領域でのIoT活用に向け、画像処理技術・センシング技術・ビッグデータ分析技術など世界最高レベルの技術開発、新ソリューション開発、パートナー連携を推進していく。

NECは「社会ソリューション事業」に注力しており、SDN(注1)、ビッグデータ、クラウド、サイバーセキュリティの強みを活かしながらIoT事業を強化し、ICTを活用した高度な社会インフラを提供していく、としている。

■新たなIoTソリューション(5種)の概要

NECは、製造業向けの「NEC Industrial IoT」(注2)をはじめ、幅広い業種・業態に適応するソリューションを拡充していく。

今回の新ソリューションの概要は次の通り

1.土砂災害検知・予測ソリューション(官公庁、自治体向け)
【2015年度下期発売予定】
NECが世界で初めて開発した、土中水分量を解析することで土砂斜面の崩壊の危険度をリアルタイム・高精度に算出できる新技術(注3)などを活用。従来と同じコストで、より広範囲にセンサの設置が可能になり、土砂災害の危険性がある斜面を高い精度ですばやく把握することが可能になる。

2.水需要予測ソリューション(自治体、水道事業者向け)
【2016年度発売予定】
過去の水利用履歴から「どのような時にどれくらい水が消費されるか」、配水対象エリアの需要量を正確かつきめ細かく予測。余剰な造水や無駄なポンプ稼働を抑えることなどにより、運用電力コストを低減することが可能。

3.電力需要予測ソリューション(新電力向け)
【2015年7月末発売予定】
NEC独自のビッグデータ分析技術である「異種混合学習技術」を活用することで、過去の電力消費量や、天候、カレンダー情報などから先々の電力需要量を30分単位で高精度に予測。これにより事業者の発電や電力調達計画等の効率的な運営を支援する。

4.画像・重量検品ソリューション(物流業界向け)
【本日発売】(注4)
NEC独自の高速・高精度な画像認識技術と重量計を活用し、検品対象の商品の品目と数量を瞬時に特定。バーコードなどの商品識別情報や人手による目視確認が不要で、自動で正誤確認を可能とし、物流現場の出荷検品業務の効率化と品質確保を同時に実現する。

5.VIP検知接客支援ソリューション(小売・サービス業界向け)
【2015年度下期発売予定】
小売店舗やホテル等でIPカメラから収集された映像データを、世界No.1(注5)の認証精度を有する顔認証技術を用いて解析することで、来店したVIP顧客を見つけ、おもてなしを可能とする。また、映像データから不審者を検出することで、安全な店舗運営を支援する。

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