日立ソリューションズ、電子帳票ソリューションに人工知能技術を適用

株式会社日立ソリューションズは、「活文 Report Manager」を中心とした電子帳票ソリューションに人工知能技術を適用し、2017年1月31日に提供開始する。

国税関係帳簿書類の電子化を認める電子帳簿保存法は、2015年度の税制改正による規制緩和やガイドラインの整備により、適用範囲が拡大された。紙帳票の保管など運用コストの削減を目的に、法対応への関心を持つ企業が増える中、従来のシステムでは、帳票ごとに読み取るフォーマットを定義するなどの作業費用の抑制が課題だった。

一方、昨今、注目される機械学習、ディープラーニングといった人工知能技術は、データの関係性、パターンの認識を得意とし、スキャンした情報の意味を判断して高速、高精度に処理できる技術として期待が高まっている。

今回、開発された人工知能技術は、スキャンした紙帳票のフォーマットやデータの記載位置を学習し、必要なデータを自動抽出。これにより、データの入力作業の軽減や、紙帳票の種類が増える度に発生するフォーマット定義の設定作業が不要となり、システム運用コストの軽減を実現するという。また、合わせて、「活文 Report Manager」にスキャンした紙帳票の保管機能を追加し、電子帳票と紙帳票の一元管理を実現。

人工知能技術を適用し、帳票管理の効率向上とシステムの運用コストの軽減を実現

人工知能技術は、スキャンした紙帳票のフォーマットや、「合計」や「品番」などの項目と数値の記載場所を解釈し、必要なデータ候補の一覧を可能性が高い順序で画面に表示。そして、ユーザーから指定された結果を学習すると、次回からは適切なデータを抽出する。

これにより、企業は、紙をスキャンするだけで必要なデータを活用できるため、入力負担を軽減できる。また、従来のシステムでは必要となる、帳票ごとにフォーマットを定義する作業が不要になるため、システムの運用コストを軽減することができる。

電子帳票とスキャンした紙帳票の一元管理を実現

「活文 Report Manager」にスキャンした紙帳票の保管機能を追加し、電子帳票と紙帳票の一元管理を実現する。

【関連リンク】
日立ソリューションズ(Hitachi Solutions)
活文 Report Manager

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