MOVIMASとフォルテ、サブセンチメートルの精度を目指すLTEに対応した車両の動態管理サービスの共同開発

株式会社MOVIMASと株式会社フォルテは、GPSと準天頂衛星「みちびき」を利用しサブセンチメートルの精度を目指すLTEに対応した車両の動態管理サービスの共同開発で合意した。

MOVIMASとフォルテは、両社が培ってきたIoTにおける豊富な知見とノウハウとGPSトラッカー技術を結集し、事業用自動車の動態管理に関するさまざまな課題を抱える企業を対象とした準天頂衛星「みちびき」を利用しサブセンチメートルの精度を目指すLTEに対応した車両の動態管理サービスを共同開発することに合意し、このサービスの提供をする。両社はこの共同開発を通して、事業用自動車の安全運転に関するさまざまな課題を解決・支援するための、画期的な次世代型ドライブレコーダーの提供を目指す。

現在、事業用自動車業界では2015年の運行記録計の装備義務付け拡大により、多くの企業がデジタルタコグラフを導入し、運行記録を取得している。しかし、事業用自動車の事故件数の更なる削減に向けて、事業用自動車総合安全プラン2009フォローアップ会議の中間見直しでは、生体センサーやクラウド等を活用し、運行管理に求められる安全機能の強化、コスト低減、システム構築の簡素化・一元化等を実現した「次世代運行管理・支援システム」について、そのあり方を早期に確立し更なる普及を図る必要があると示された。

この動向を受け、事業用自動車業界ではドライブレコーダーとの連携やIC運転免許証の認証、危険運転の自動通報、運転者の体調急変の検知と警報、アルコールチェッカーとの連動に対応した次世代型ドライブレコーダーへの機運が高まりつつある。また、現行のドライブレコーダーにおいてGPSの測位精度の向上とLTE対応、またGPSトラッカーの導入コスト低廉化のニーズが高まってきており、今回の共同開発により、これらの市場ニーズに対応したサービスを提供するという。

MOVIMASは、IoT/M2Mのビジネスを実現させるプロフェッショナルであり、自社が持つIoT/M2Mにおける豊富な知見とノウハよって、IoT/M2M市場のニーズを把握している。また、パートナ企業の持つ技術力や顧客属性と強みをMOVIMASがシーズとして理解、商品開発と企画設計から販売支援を行うことで、共同企画開発したサービスや製品の他社と差別化、パートナ会社への売上貢献を実現している。

一方、フォルテは「あおもり産学官金連携イノベーションアワード2016」受賞するなど、機能的なIoTデバイスの設計開発に長けており、準天頂衛星「みちびき」に対応したGPSトラッカー等を最小クラスで製造できる技術を持っているという。

MOVIMASは車両の動態管理サービスをMOVIMAS IoTプラットフォームの1ラインアップ「MOVIMAS FMG」としてサービス提供する。またフォルテは、独自の販売チャネルを活かしフォルテの動態管理サービスを提供する。「MOVIMAS FMG」の特徴は以下のとおり。

  • 準天頂衛星「みちびき」を利用しサブメートル精度の測位を実現
  • LTE対応低価格GPSトラッカー
  • 現在位置情報の取得をストレスなく実施するリアルタイムレスポンス
  • ジオフェンスを利用した到着通知
  • 加速度センサーによる急発進、急ブレーキ、衝突を検出
  • 盗難時のガソリン、電気の供給の遮断が可能
  • エンジンOn/Offを自動検出し、端末のパワーセーブが可能
  • CAN-BUS通信対応
  • OTA利用により、電波強度や基地局の情報取得が可能、それにより故障切り分け、保守まで一貫して可能
  • OTA利用により、遠隔ファームアップが可能
MOVIMASとフォルテ、サブセンチメートルの精度を目指すLTEに対応した車両の動態管理サービスの共同開発
ジオフェンス(到着通知)機能画面

今後は、2016年12月に、準天頂衛星みちびきを利用したサブメートル精度のLTE端末リリースし、サブセンチメートル精度の実証実験をスタート。2017年度に低価格次世代型ドライブレコーダーの提供予定だという。

【関連リンク】
モビマス(MOVIMAS)
フォルテ(forte)

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