双日、テレマティクスによるビッグデータを活用した物流改善などを目指し、インドネシアのIoTベンチャーと資本業務提携

双日株式会社は、インドネシアにおけるIoTベンチャーのPT.Digitalinstincts Teknologi(以下、DIT社)と同国をはじめとするアジアでのIoT事業を共同開発・推進していくため、このたび、DIT社との間で資本業務提携契約を締結した。これにより双日は海外でのIoT市場へ本格的に参入する。

DIT社は、車両の運行管理サービスを開発・提供するIoTベンチャーとして、インドネシアにおいて石炭業界、物流業界を中心に、通信(テレコミュニケーション)と情報工学(インフォマティクス)を融合した技術であるテレマティクスを活用した生産効率改善サービスを開発、提供している。生産性向上のためのサービスとして他社との差別化を図る中で、既にインドネシア最大手の飲料水メーカーの配送に採用され、物流効率を1.8倍に改善したことで注目されている。

双日は、2010年より子会社の日商エレクトロニクス株式会社を通じて、国内企業向けに、車両運行管理等を目的としてテレマティクスによるビッグデータを用いた交通事故削減コンサルティングサービスを提供している。ビッグデータの分析によって営業車両等による事故の大幅削減に寄与しており、日本国内にて約1万台の車両に採用されている。

DIT社と双日は、2015年より両社のサービスの技術優位性とノウハウを持ち寄って協業を開始し、インドネシアにおいて保険・レンタカー・建機業界向けに新たなサービスを提案してきた。その結果、インドネシアの大手財閥が同国初のテレマティクス保険の商品開発に向けてDIT社のサービスを採用し、2016年10月より試験運用を開始している。今般の資本業務提携により、DIT社のIoT技術基盤と双日のビッグデータ分析技術とを融合し、先ずは同国内にて5年間で40万台の車両へサービスを普及させることを目指すという。

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