ABEJA、AI・IoT 活用によるイノベーション創出を目的として「ABEJA Platform Open」のパートナーを募集

ディープラーニング技術の開発と発展を進めている株式会社ABEJA(アベジャ)が、日本でAI・IoT 活用によるイノベーション創出や様々な領域でのビジネス促進を目的として、ABEJAのプラットホームベースでエコシステム構築に挑み、パートナー募集を11月22日から開始した。

IoTデバイス、IoTネットワーク、システムインテグレーション、コンサルティングとAPIエコノミーという5つの領域で活躍している企業が、ABEJAのホームページから応募すると選定されるという流れだ。認定された企業が同社の新サービス「ABEJA Platform Open α」版の一部の機能を無料で利用することができ、ABEJAが開発したAIを活用できる。

「ABEJA Platform Open」は「ABEJA Platform」というディープラーニングを活用する様々な大量データの取得・蓄積・学習・解析・出力・フィードバックを行うPaaS(Platform as a Service)技術のベースでできたサービスである。これまでABEJA社内で活用していた「ABEJA Platform」をパートナーになる企業にオープン化し、新しくできたプラットホームの上でIoT、ビックデータの各プレーヤーであるパートナー企業および、IoT、ビックデータ、AIの活用を希望する企業を繋ぐハブとして発展する予定である。

「ABEJA Platform Open」の展開は下記のステップで実施される予定。

  • 「ABEJA Platform Open α」2016年12月よりパートナーになった企業向けに無料で提供される。「ABEJA Platform Open α」では、IoTデバイスや既存システムからの大量データを、API経由で蓄積し、AI、特にディープラーニングへの適用を最適化する事前処理を行うことが可能となる。蓄積したデータを用いて、ディープラーニングを含むAIを活用したソリューションの共同開発に、パートナー企業およびABEJAで取り組む予定だ。技術面、ビジネス面で連携のあった15社の企業がすでに同パートナープログラムに参加することが決まっている。
  • 「ABEJA Platform Open β」と「ABEJA Platform Open」(正式版)がそれぞれ2017年の夏と2017年の冬から有料で提供される予定だ。

株式会社ABEJA 代表取締役社長CEO兼CTO 岡田陽介氏は、「日本企業がディープラーニングやビッグデータの活用が遅れているため、同社が苦労して開発したAI技術を「ABEJA Platform Open」として提供することを決めた。同技術の公開で、エコシステム構築を始め、パートナービジネスの加速化や日本企業の世界レベルでの活躍を期待している」と述べた。

世界中で、AIやIoTを含めてイノベーション分野でのパートナーシップやエコシステム作りが進んでおり、多数の産業用のソリューション開発に有効な方法だと考えられる。日本も例外ではなく、イノベーション分野での複数の連携例があり、そのような中で、ABEJAがAI応用のエコシステム構築や専門的なアプリケーション開発を目指す。

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