ニフティのイベントハウス型飲食店、三和酒類とのコラボでIoTを活用したリアルタイムアンケートシステムを実現

ニフティ株式会社は、三和酒類株式会社とのコラボにより、IoTを活用したリアルタイムアンケートシステムを開発した。同システムは、ニフティが2016年12月7日(水)に渋谷に移転オープン予定のイベントハウス型飲食店「東京カルチャーカルチャー」で導入する予定だという。

同システムでは、速度センサーと通信モジュールを搭載したスティックライト型のIoTデバイスを動かすことで回答データがクラウドに送信され、集計結果がステージ上のスクリーンにリアルタイムに投影される。集計のためにイベントを中断する必要がなく、来場客はアンケートそのものを体験型コンテンツとして楽しむことができる。

ニフティのイベントハウス型飲食店「東京カルチャーカルチャー」、三和酒類とのコラボでIoTを活用したリアルタイムアンケートシステムを実現

「東京カルチャーカルチャー」は“ネットとリアルをつなぐ”がコンセプトのイベントハウス型飲食店だ。2007年のオープン当初から、ネットのコミュニティで活躍する人とファンをリアルにつなぐ場所として、2,000回以上のイベントを開催してきた。現在は、趣味をテーマにしたイベントに加えて、“オープンイノベーション”“新規事業開発”“テクノロジー”をテーマにしたミートアップやハッカソンなど、企業とコラボレーションした取り組みにも注力している。

三和酒類は、麦焼酎「いいちこ」をはじめとして、清酒・ワイン・ブランデー・リキュールなどを幅広く手がける総合醸造企業だ。今年6月、「いいちこ」を使ったオリジナルカクテルを楽しみながら新しいアイデアを議論し形にする大人のアイデアソン「iichiko-LAB(いいちこらぼ)」をサンフランシスコで初めて開催した。11月には東京・お台場の「東京カルチャーカルチャー」でも同イベントを開催するなど、焼酎をきっかけにした新しい視点でのさまざまなアイデア発掘に取り組んでいる。

「東京カルチャーカルチャー」と、これまで同店でのイベントを多数サポートしてきた三和酒類は、「会場アンケートや投票を効率化し、エンターテインメント性を持たせたい」と考えていた。そこで両者は、当社の企業向けIoT活用支援サービス「ニフティIoTデザインセンター」(注1)を交えて企画検討を進め、本アイデアを実現するIoTデバイスを開発したという。通信にメッシュネットワーク(注2)を用いることで、多数のデバイスから効率的にデータを収集でき、120台のデバイスの同時接続を可能にしている。

注1)「ニフティIoTデザインセンター」
デバイスにインターネットやクラウドを組み合わせてIoTサービスを開発・提供したいと考える企業を、ネットワーク技術とシステム開発に精通した専属エンジニアが支援するソリューションサービス。お客様へのソリューション提案のほか、IoTに関する技術の研究や試作に取り組んでいる。

注2)メッシュネットワーク
通信機能を持った端末同士が相互に通信を行うことにより、網の目(メッシュ)状に形成された通信ネットワークのこと。個々の端末はもっとも近い端末と通信できればよいので弱い出力で済むが、中心となる端末が存在しないため、効率的に通信するためには高度なルーティング技術が必要となる。

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