ファーウェイ、Massive MIMOを用いた商用サービスを大型イベントで提供、NB-IoT技術を活用した スマート・パーキングのデモの実施も

ファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:HUAWEI)は、11月24日から幕張メッセで開催中の移動体通信技術に関する一大イベント「グローバル・モバイル・ブロードバンド・フォーラム2016」において、ソフトバンク株式会社の協力のもと、5Gの有力な要素技術の一つであるMassive MIMOを用い、混雑時でLTEの10倍に相当する平均スループット400メガビット/秒/セルの商用サービスを披露した。本フォーラムではこのほかに、2017年から本格的な商用化が期待されるIoT向け通信技術であるNarrow Band IoT(NB-IoT)を活用した日本初のスマート・パーキング・ソリューションのデモンストレーションも実施した。

Massive MIMOは、大量のアンテナとビームフォーミングなどの技術により、ユーザー一人ひとりに専用の電波を割り当てることで、通信速度が遅くなりがちだった駅や繁華街などの人が多く集まる場所でも快適なモバイル通信を実現する。今回のフォーラムでは、このMassive MIMOをソフトバンクグループのWireless City Planning 株式会社が保有する2.5GHzのTDD(AXGP)商用ネットワーク上で20MHzの周波数帯を利用し、最大620メガビット/秒/セルのスループットを達成したほか、平均でも混雑時でLTEの10倍に相当する400メガビット/秒/セルを実現した。フォーラム開催期間中に屋外で行われたフィールド・デモでは、1,500人を越える世界各国の来場者に屋内展示場の様子をライブ中継したハイビジョン映像やVRグラスを使った見学を披露した。

本フォーラムではまた、エンド・ツー・エンドのNB-IoTソリューションを活用してスマート管理を実現したパーキング・サービスも披露した。センサーとNB-IoT対応の通信モジュールを搭載した車両検知器を設置した駐車場では、リアルタイムで駐車スペースの利用状況を把握でき、さらに、スマートフォン・アプリを利用して駐車場の検索、予約、支払いが可能な様子を紹介した。

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