ブレインズテクノロジーとIIJ、機械学習を活用した障害予兆検知ソリューションを共同開発

ブレインズテクノロジー株式会社と株式会社インターネットイニシアティブは、機械学習を活用してシステム障害を予兆検知する監視システムを共同で開発し、IT設備やIoTデバイスの障害予兆検知ソリューションとして、主に通信事業者やIoTビジネスを展開する企業をターゲットに販売していくことを発表した。

現在、人工知能(AI)技術の業務への導入が進む中、機械学習における応用分野が広がりつつある。データの入力を通して反復的に学習を行い、そこに潜むパターンを見つけ出すことで将来の予測を可能とする機械学習の技術は、従来人手で行っていた業務を代替することによる工数削減につながるとともに、人間が行うよりも高精度な予測が可能となることから、今後、ビジネスへの活用がますます進むと見込まれている。

こうした中、ブレインズテクノロジーが提供するデータ分析プラットフォーム「Impulse(インパルス)」は、機械学習による高度な予測・分析機能を搭載し、すでに多くの企業で導入されているという。ブレインズテクノロジーはこの度、IIJとインテグレーションパートナー契約を締結し、Impulseを組み込んだシステム構築、およびIIJのクラウドサービス「IIJ GIO(ジオ)サービス」上に実装したサービス・ソリューションを提供してまいく。両者は、技術開発およびマーケティング、営業活動での協業体制を構築し、機械学習を活用したシステム障害の予兆検知や設備予防保全のニーズに対応する。

具体的には、以下のサービス・ソリューションの提供を予定している。

◆IT設備監視ソリューション
IT設備における通常のネットワークトラフィック、サーバリソースを機械学習で解析し、通常と異なる傾向をリアルタイムに検知することで、システムのサイレント障害の発見や障害の予兆を検知する。これにより障害の未然防止が可能となり、コストや運用負荷の大幅な削減を実現する。本ソリューションは、すでにお客様への導入を進めていく。

◆IoT向けソリューション
大量のセンサーデバイスデータ(ビッグデータ)を解析し、リアルタイムでの故障予兆を行う。属人的な閾値監視・目視監視の運用では実現不可能な、高精度でシステマチックなデバイスの監視や管理・制御が可能となる。同ソリューションは2017年度中の提供を目指し、開発を進めていく。また、2016年11月末より提供開始予定の「IIJ IoTサービス」の機能として実装することも予定している。本取り組みにより、IT設備を保有するISPやケーブルテレビ事業者、製造業をターゲットに、2年間で50社への導入を目指す。

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