ファーウェイ、インテル、ARMら、デジタル変革の深化を目指しEdge Computing Consortiumを設立

Edge Computing Consortium(ECC)が11月30日、ファーウェイ(Huawei、華為技術)、Shenyang Institute of Automation of Chinese Academy of Sciences(中国科学院瀋陽自動化研究所)、China Academy of Information and Communications Technology(CAICT、中国信息通信研究院)、インテル、ARM、およびiSoftStoneにより正式に共同設立された。

ECCはエッジコンピューティング産業のための協調プラットフォームを構築することを目指している。このプラットフォームは運用技術(OT)産業と情報通信技術(ICT)産業における開放性と提携を活性化させ、産業のベストプラクティスを育成し、エッジコンピューティングの健全かつ持続可能な開発を刺激する。

ECC会長で中国科学院瀋陽自動化研究所のディレクターであるユ・ハイビン氏は「第13次5カ年計画で中国は『メイド・イン・チャイナ2025』と、デジタル化と産業化の統合という2つの国家戦略を打ち出した。これにはICTとOTのコンバージェンスが相当に必要となる。エッジコンピューティングは、このコンバージェンスを支援し、有効化するためのカギである。その一方で、産業発展も転換点に直面している。産業オートメーション技術システムは、階層化されたアーキテクチャーおよび情報サイロからIoT、クラウドコンピューティング、およびビッグデータ分析アーキテクチャーへと進化しよう。その進化の過程でエッジコンピューティングは分散型産業自動制御アーキテクチャーを強化する。それ故、ECCは標準化を通じて産業発展を推進するとともに、このアーキテクチャーのデザインおよび技術的ロードマップの選択に注目し続ける。これに加え、エコシステム構築も焦点となろう」と語った。

ECCは、OT、情報技術(IT)、および通信技術(CT)のリソースは統合し、互いに連携すべきであるとの「OICT」コンセプトを追求しており、ECCの健全な発展を推進するため合意、統一、および互いに利益のある協力という精神を堅持する。ECCは、政府機関、ベンダー、学界、リサーチ、および顧客の各部門からの産業リソース間の協力を進展させるべく努めている。

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