アプラス・イディアダ(Applus IDIADA)とタス・インターナショナル(TASS International)は本日、コネクテッド自動運転車向け次世代試験場を合同で設計、管理するグローバル契約を発表した。両社の専門知識を一つにし、今後は自動化したコネクテッド運転試験施設向けの完璧な解決策の提供を目指すという。
アプラス・イディアダは、コネクテッド自動運転車の試験・開発におけるノウハウと20年以上にわたる試験場設計・管理の経験を提供する。車両安全アプリの長い歴史を持つタス・インターナショナルは、シミュレーションからハードウェアの検証まで、コネクテッド自動運転車向けの開発法を扱う統合ツールスイートを提供する。
両者が共同で行う最初のプロジェクトの一つは、米国ミシガン州イプシランティ・タウンシップ、ウィロー・ランのアメリカン・センター・フォー・モビリティ(American Center for Mobility)で、これはコネクテッド自動運転車の技術の安全検証と自己認証ができるようにし、また自主基準の開発を加速化するよう設計された、未来のモビリティのための非営利の試験・教育・製品開発施設だ。
アプラス・イディアダとは
25年以上の歴史を持つアプラス・イディアダ(Applus+ IDIADA)は、世界中の自動車業界に設計、試験、エンジニアリング、認証サービスを提供するエンジニアリング企業だ。イディアダには、28か国以上から集まった車両開発専門のエンジニアが2100人以上いる。スペイン、バルセロナ近郊に拠点を置く同社にはまた、25か国に子会社と支社の国際的ネットワークがある。
タス・インターナショナルとは
10年以上の歴史を持つタス・インターナショナルは、より安全でよりハイテクの車両を作るための高度なシミュレーションツールと開発サービスを輸送産業に提供している。タス・インターナショナルは、オランダで高度道路交通システム(Intelligent Transport Systems)と協調走行技術の開発、試験、検証の専用施設を運営している。オランダに拠点を置くタス・インターナショナルは、世界中のローカルオフィスを通じて世界の産業を支援している。
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