Smart Tagの新潮流は、組み込み済み(Embedded) CES2017レポート

鍵やスマートフォン、サイフを忘れてしまったときに、スマートフォンで探すことができるモノにスマートタグというものがある。

有名なのは、TruckR(トラッカー)というもので、CES2017にも展示がされていた。しかし、よくあるスマートタグは、TruckRのように鍵などに後付するものだ。

もちろん、既存の鍵などにつけるのだからそれでよいのだが、今回のCESでは、モノ自体に組み込まれたタイプのものが展示されていた。

組み込み済み スマートタグ tile

CES2017 tile

tileは、他のスマートタグ同様、後付での利用が可能だ。鍵やサイフなどにつけておくとなくした時も追跡が可能となる。

しかし、このブースになぜか置かれていたスケーター。なぜスケーターが置かれているのかと聞いたと聞いたところ、担当者から「このスケーターにはtileがあらかじめ組み込まれているのだ」というのだ。

CES2017 tile

盗難に遭った場合や、子供が置き忘れてきたような場合に、スマートタグが組み込まれているため、探すことができるということだ。

また、どこにチップが入っているのか?と聞いたところ、「秘密だ」という。なかなかの徹底ぶりだ。

CES2017 tile

この、tileは、他にもいろいろなものに組み込まれているのだが、面白いところでは「傘」にも入っているということだ。

「BLUNT」という強風にも強いという、傘スタートアップの製品だが、傘は忘れるという意味では一番需要も大きいだろう。ましてや高額の傘であればなおさらだ。

CES2017 tile BLUNT

既存の技術やサービスであっても、組み込みにすることで価値を相互に上げていくことが出きるという意味では、非常に将来性を感じる。

「すでにあるから」と切り捨てないで、「すでにあるからこそ」違う方式を考えていくことも、IoTサービスを企画する上では非常に重要だといえる。

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