アップルがついにAI研究団体「Partnership on AI」に加盟、Amazon、Facebook、Google、IBM、Microsoftはすでに参加済

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1月27日付の、人工知能の研究とベストプラクティスの普及のための非営利組織「Partnership on AI」によると、Appleが公式に設立メンバーとして同組織に参加し、Amazon, Facebook, Google/DeepMind, IBM, とMicrosoftという大手企業に加わった。2010年から音声アシスタントSiriの開発をリードしてきたトーム・グルーバー氏が同パートナーシップにおけるAppleの代表になった。

「Partnership on AI」は「AIにおけるベストプラクティス策定、AIの理解促進やAI 技術が人間・社会に与えている影響の審議を促すプラットホーム」という目的で設立された。

同パートナシップは法人と非利益会員間のバランスを保つ方針であり、評議会の6つの新メンバーを発表した。それはOpenAI, Association for the Advancement of Artificial Intelligence & ASU, UC Berkeley, American Civil Liberties Union, MacArthur Foundation, と Peterson Institute of International Economicsという組織である。

上記の新メンバーが現在の評議会メンバーであるGreg Corrado (Google/DeepMind), Tom Gruber (Apple), Ralf Herbrich (Amazon), Eric Horvitz (Microsoft), Yann Lecun (Facebook), and Francesca Rossi (IBM)に加わる。

「Partnership on AI」は公式に9月に設立されたが、当時Apple はメンバーとして加入していなかった。ここでなぜApple がいまだに参加することを決めたか といぶかる人も少なくないだろう。

AppleはAIリサーチの一つの先導者でありながら研究論文を公開せず、アイデア交換をしない方針で知られており、業界関係者から非難されていた(例えば、下記のFacebookのAIリサーチのリーダであるYannLeCunの2015年の投稿)。

AI業界が発展しているとともに、人材獲得やAIリサーチを成功させるため、Appleがポリシーを変えざるを得なかったと思われる。その変化の第1歩になったのは2016年末に初めて公開されたAppleの研究論文であり、今回のパートナーシップへの参加はその変化の第2ステップであろう。

理事会の初会合は2月3日金曜日、サンフランシスコで開催される。

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