ゼンリンデータコムの「混雑統計(R)」事業のIoTサービスに、BIGLOBEが参画 ~「はたらく車プロジェクト」で約500台の公用車・業務車両をIoT化~

株式会社ゼンリンデータコムが展開する「混雑統計(R)」のIoT(Internet of Things)サービスに、ネットワークパートナーとしてビッグローブ株式会社が参画する。

第一弾として、国立研究開発法人情報通信研究機構(以下「NICT」)、ソーシャル・ビッグデータ利活用・基盤技術の委託研究に採択された「はたらく車プロジェクト ~公用車等の徹底活用によるビッグデータ利活用モデルの構築~」(以下、「はたらく車プロジェクト」)に於いて連携を開始した。

 

「はたらく車プロジェクト」は、公共性を有し社会に貢献するビッグデータを「ソーシャル・ビッグデータ」と位置付け、その利活用を促進し、様々な社会的 課題の解決、新たなサービスの創出等に寄与に取り組むNICTの研究開発プロジェクトの一環として、2014年6月19日に「スマートシティ分野」で採択された。

自治体の公用車、バス等の公共交通の車両、事業者の業務用車両などに、位置情報等をリアルタイムに取得するセンサーを設置。取得したソーシャル・ビッグデータを積極的に利活用するための技術・サービスを開発。道路などインフラの維持管理の効率化や自治体業務の高度化、市民サービスの向上、都市計画・交通 計画などの高度化を図るなど、「ソーシャル・ビッグデータ」を効率的な都市経営の実現や地域課題の解決に活用するプロジェクトだ。

公用車等からリアルタイムで取得されたデータを解析する事で、道路の路面性状(凸凹)を観測。定期的に路面の損傷状況を把握する事で、より効率的な道路管理や修繕計画の高度化が期待されている。その他、車両の走行ルート等と自治体保有データとの掛け合わせによる都市計画の高度化など、公用車ビッグデー タ活用による「効率的な都市経営の実現」するデータ利活用モデルの構築と、その社会実証を行う。

 

2014年より、兵庫県加古川市を始めとした複数のフィールドで研究活動を行ってきましたが、今秋より加古川市の400台弱、ほぼ全ての公用車にセンサーを設置し、公用車のIoT化を図る。また、今後、加古川市以外にもフィールドを拡大し、公用車500台規模での実証活動を進めて行く予定だ。

 

同プロジェクトでは、各種センサーにBIGLOBEが提供するデータSIMを利用するほか、小型専用端末も設置するなど、BIGLOBEが有するIoT端末との連携も行う。

BIGLOBEはMVNO事業者として、「はたらく車プロジェクト」にモバイル通信サービス「BIGLOBE LTE・3G」を提供し、500台の公用車向けセンサーで取得したデータをリアルタイムで「混雑統計(R)」IoTプラットフォームに送信する。

また、 「IoT端末」としては、Android(TM)を搭載した小型端末「BL-01」を提供し、センサーにより道路の舗装状況や位置情報データ取得を行う。小型IoT端末「BL-01」は、9月下旬より企業向けに開発・検証用として限定販売を開始。

 

■「混雑統計(R)」事業について

位置情報を分析/統計処理。「人・モノ・車の流れ」を定量的に把握し、意思決定を支援する位置情報ビッグデータ・ソリューションを展開。

『位置情報による“社会課題の解決”』をヴィジョンとし、独自の「社会活用モデル」により、公益領域を中心に「人・モノ・車の流れ」を可視化する「混雑統計(R)」データのライセンスを行う。

現在、高精細な地図データを利用した位置情報解析プラットフォームによる「位置情報分析サービス」、各種センサーによるデータ取得、データ分析、活用システムのワンストップ提供を行うIoTサービスの3軸で、位置情報活用に特化した事業展開を行っている。

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