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近年、様々な企業が、収益を向上するために、スマートホーム産業へ参入し、事業の拡大に取組んでいる。特に通信事業者は、既存のインフラを利用し、顧客を獲得して市場占有率を向上することを狙っている。
Beltelecom(ベルテレコム) とHuawei(ファーウェイ)、商用スマートホームサービスを発表
2017年のFTTH(Fiber To The Home、ファイバー・トゥ・ザ・ホーム)カンファレンスで、ベラルーシの通信会社Beltelecom(ベルテレコム)と中国技術会社Huawei(ファーウェイ)が、商用のスマートホームサービスを展示した。また、Beltelecomはベラルーシにおけるスマートホームの発展の歴史を紹介し、今後もHuaweiと協力して研究開発を進めていくとしている。
2016年にHuaweiが主催した次世代の無線通信技術Gigabandフォーラムで、Beltelecomとほかの大手通信事業者は、ギガビット時代の新たなビジネスモデルを検討していた。
Beltelecomはより多くの家庭にスマートホームサービスを提供し、Huaweiと共にスマートデバイスとセンサなどを市場に導入してサービスを多様化することを狙っている。同時に、Beltelecomは電気やガス、水道水等の使用状況や料金などの見える化のため、遠隔で測定できるスマートメーターを開発し、新築ビルに設置していくと発表した。
Huawei(ファーウェイ)、スマートホームプラットフォーム「GigaHome(ギガホーム) 」を開始
2017年2月にフランスのマルセーユ市で開催されたFTTHカンファレンスには、中国技術会社Huawei(ファーウェイ)は新たなスマートホームプラットフォーム「GigaHome 」を発表し、スマートな高性能のホームネットワークの構築を行う通信事業者を支援すると発表した。
この「GigaHome 」は多様なホームデバイスをサポートするために開発され、より効率的に、安全なスマートホームサービスを提供することを目指している。
そして、Huaweiはホームゲートウェイを重視し、同プラットフォームを通して、通信速度が最速300Mbps対応できるWi-Fi接続サービスを提供する。
セキュリティ企業RISCO(リスコ)グループ、RISCOスマートホームを開発
セキュリティ製品のグローバルメーカーRISCOグループは、初開発したコネクテッドホームセキュリティソリューション「RISCOスマートホーム」を発表した。その狙いは、顧客に高性能のセキュリティシステムを提供し、ビデオ監視や、エネルギー管理委、照明制御などを含めているスマートホームオートメーションを確保することだ。
「RISCOスマートホーム」はiRISCOスマホアプリで制御でき、また、Microsoft AzureでサポートしたRISCOクラウドサービスを通じて、すべてのRISCOシステムと統合することが可能である。
ドイツテレコム、スマートホーム製品ポートフォリオを発表
電気通信事業者ドイツテレコムはスマートホーム製品のホワイトポートフォリオを発表し、ほかの関連ビジネス業者に、より簡単なスマートホーム市場に参入する解決策を提供する。
同製品のポートフォリオはドイツテレコムが開発した、安全性が高いスマートホームプラットフォーム「Qivicon(キビコン)」を通じて、グローバルな顧客に新たなセキュリティデバイスとサービスを提供している。「Qivicon」は品質マネジメントシステムISO 9001認証を取得し、ITセキュリティテストの第三者評価機関であるAV-Testで一番最高の評定を獲得した。
また、同社は顧客のニーズに応じて、スマートデバイスの様々なカスタマイズのオプションを提供する。例えば、「Qivicon」を利用している家庭に対して、同社のスマートホームサービスは既存のゲートウェイに統合させ、新たな価格モデルを作成することができるのだ。
顧客は今回開発したスマートホーム製品のアプリには、ほかの機能を追加することが可能であり、有益スマートホームサービスに改善していくこともできる。
関連リンク:
Huawei
RISCO
Deutsche Telekom
GigaHome
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