富士通のIoTサービス「ユビキタスウェア」、鳥取県の「戦略産業雇用創造プロジェクト」で採用

富士通株式会社は、鳥取県が定める、医療機器、自動車、航空機の3つの特定成長分野で、IoTやビッグデータなどICTの活用により高度化、付加価値・生産性向上を目指す「戦略産業雇用創造プロジェクト」において、顧客のデジタル革新を実現するデジタルビジネス・プラットフォーム「FUJITSU Digital Business Platform MetaArc(メタアーク)」(注1)で展開している 「FUJITSU IoT Solution UBIQUITOUSWARE(ユビキタスウェア)」(以下、「ユビキタスウェア」)が採用され、県内企業の工場にて3月8日から3月24日の期間、実証される。

今回、鳥取県が採用したのは、人や物の状態・状況・周囲の環境をセンシングし、解析・分析することで、工場などの現場環境で作業員の安全管理や位置管理、作業の効率化検討を行うことができる「ユビキタスウェア」の検証用セット「パイロットパック」だ。

鳥取県は、「パイロットパック」が環境準備から検証までワンパッケージのサービスで容易にトライアルができるという点に着目し、IoTに関心を持ちながら導入に踏み切れない企業に対し、実証を通じてIoT導入による効果検証を実体験する機会を提供することで、県内企業におけるIoTの普及促進や生産性向上を図ることを目的としている。まずは、鍛工品の製造を行う株式会社菊水フォージングの工場で実証を開始する。

同社は、鳥取県に、IoTシステムの本格導入に向けて簡単に検証できる「パイロットパック」を以下のとおり提供。「パイロットパック」は、顧客の現場に必要なデータ活用基盤や機材を一式提供し、システム設計や機器の設置、専門家による技術相談に対応する。

  1. 装着デバイス
    ・位置情報、転倒、転落などを把握することができる「ロケーションバッジ」 5個
    今回は、菊水フォージングの工場で稼働するフォークリフトに装着し、位置情報の見える化を行い、効率化の検討を図る。
  2. 受信機
    ・「ロケーションバッジ」の位置に必要となるビーコン 18個
  3. 通信ゲートウェイ
    ・スマートフォン「FUJITSU Smartphone ARROWS M305/KA4」 5台
    今回は、フォークリフトに装着し、クラウドへデータ送信を行う。
  4. データ活用クラウド基盤と活用技術
    ・IoTデータ活用基盤 「FUJITSU Cloud Service K5 IoT Platform」
    ・センサーアルゴリズム
    ・データ可視化アプリケーション

今後同社は、鳥取県および今回の実証参加企業と作業の効率化の検証を行い、本格導入に向けた支援を引き続き行っていく。

注1 MetaArc:クラウド、モバイル、ビッグデータ、IoT、AIなどの最先端技術と、同社SEの知見・ノウハウを融合したデジタルビジネス・プラットフォーム。

提供:富士通

【関連リンク】
富士通(FUJITSU)
菊水フォージング(kikusui)

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