フォードがカナダ・オンタリオ州に840億円超を投資、ウインザーのエンジン工場で最新エンジン製造とコネクテッドカー関連技術の研究開発拠点を新設

キャスリーン・ウィン オンタリオ州首相は同州南部ウィンザーを訪問し、ジャスティン・トルドー カナダ首相出席のもと、フォード・カナダ社が10億カナダドル(約840億円)超の新規投資を行うのに対して州政府と連邦政府がそれぞれ最大約1億240万カナダドル(約86億円)の助成を行うと発表した。

今回の投資によって、現在の数百人の雇用に加え、新たに300人の熟練技能者の雇用が見込まれる。フォード・カナダ社は、ウィンザーのエンジン工場で「先端自動車製造計画」を推し進め、最新のグローバルエンジンの開発を通してウィンザーを世界トップクラスのパワートレイン製造施設にすることを目指すとしている。

また同社は、「オタワ研究・工学センター」を新設し、次世代のコネクテッドカー関連技術の研究開発を行う。具体的には、インフォテインメント(車載機器向け情報通信)、車載モデム、ゲートウェイ・モジュール、運転者支援機能および自動運転車などにフォーカスした研究開発が予定されている。

これらイノベーション推進のための投資は、代替燃料のような環境に配慮した「グリーン・イニシアティブ」を含むいくつかの重要な分野において、フォードの研究開発活動をさらに促進するものだという。

オンタリオ州では、過去5年間にわたって北米のどの州よりも多くの自動車を生産してきた。その生産台数は北米大陸での全自動車生産台数の15%を占めている。また、自動運転車の一般道路上でのテストをカナダで初めて許可した州として、これまでも自動車産業の将来を決定づける先端的技術の開発と実用化を推進してきた。自動車および自動車部品生産は、オンタリオ州で10万人以上を直接雇用し、さらにそこから派生する数十万の関連雇用をサポートしている。

※為替レートは1カナダドル=84円で計算しています。

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