さくらインターネット、日本マイクロソフト、アイティーエム、IoT事業で協業

さくらインターネット株式会社、日本マイクロソフト株式会社、アイティーエム株式会社の3社は、IoT事業において協業し、2020年までに、日本マイクロソフトの提供するクラウドプラットフォームMicrosoft Azureに、さくらインターネットのIoTプラットフォームサービス「sakura.io」の「さくらの通信モジュール」(以下、通信モジュール)を、1,500万台以上接続することを目指すとともに、企業におけるIoT導入を推進すると発表した。

現在、急速に拡大しているIoT市場は市場規模の拡大に伴い、2020年までに接続されるIoTデバイスは世界で304億個(※1)以上になると予測されている。それに比例しIoT通信モジュールを活用するデバイスに関してもまた大幅な伸びが見込まれている。しかしながら、企業におけるIoTの導入に際しては、モノとネットワークを接続させるための通信環境の準備や接続のためのシステム開発への大幅な投資、複数の事業者との契約が必要。さらに接続機器が数千台単位の大型導入となる場合には、月額の運用コストも膨大になり、導入課題が非常に多いことが考えられる。

そこで、さくらインターネットと日本マイクロソフトは、顧客の課題に応えるために、両社共同で接続検証を重ね、Microsoft AzureでIoTにおける双方向通信を実現するMicrosoft Azure IoT Hubと、さくらインターネットのIoTプラットフォームサービス「sakura.io」をセキュアに接続させることを実現。顧客は「sakura.io」の通信モジュールからMicrosoft Azure IoT Hubのデータ分析プラットフォームまでを、システム開発することなく簡単に接続することができるという。

さくらインターネットの「sakura.io」は、通信モジュール1台につき月額利用料金60円(※2)いう低価格でIoTサービスを利用できる。「sakura.io」とともにMicrosoft Azureのサービスを顧客へ提供することで、契約面での負荷を低減すると同時に、顧客はIoTに必要なデータの収集、管理、分析から活用までを一元的に行うことが可能となる。

アイティーエムは、Microsoft Azureの導入支援/運用監視サービス及び攻撃者からの悪意のある攻撃や、情報漏えい事故などのリスクを未然に回避するためのセキュリティ診断サービスを、2017年7月から提供を開始する。これにより、運用担当者は煩雑なIT運用業務から解放されるとともに、セキュアなIoT基盤のもとで、安心してデータ分析に集中することができる。

また、事前検証を希望する顧客には日本マイクロソフトが事務局を務める、IoTビジネス共創ラボ(※3)にて、ソリューション検討を具体的に進められるように支援。さらに、IoTをすぐにでも活用したい顧客に向けては、ハンズオンドキュメントや、連携する通信モジュールのサンプルコードを公開し、顧客自身が検証を実施できる環境を整備するだけでなく、3社共同でのIoT開発者向けのワークショップ、並びに共同セミナーやWebマーケティング活動を実施するとしている。

同協業を通じて、より多くの顧客がIoT導入への一歩を踏み出し、コストや技術面の課題から解放され、真に「やりたいこと」を実現できるよう、3社は新しい価値をもったサービスを作り続けられる基盤とサービスを提供するという。

※1 出典:総務省情報通信白書
※2 Microsoft Azureへの接続料金は別途必要となる。
※3 IoT/ビッグデータ領域のエキスパートが集まりMicrosoft AzureをプラットフォームとするIoTプロジェクトの共同検証を通じてノウハウを共有するコミュニティ。起業家や開発者、そのほかIoTに関連する企業にとって競争力強化の源泉となりうるIoT/ビッグデータ領域のソリューション検討を具体的に進められるように支援する。

【関連リンク】
さくらインターネット(SAKURA Internet)
マイクロソフト(Microsoft)
アイティーエム(ITM)

Previous

NEC、AI・IoTを駆使した企業と顧客との絆を強化する「NEC Customer Experience Solutions」を確立

富士通クラウドテクノロジーズ、顧客エンゲージメント向上を目的としたスタッフ配置適正化の実証実験を開始

Next